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2019/09/03

WSL開発環境、大方、出来上がった感。最新の開発環境についての考察 ②

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 前回、「ASP.NET Coreのリモートデバッグ設定がまだできてない。」的な事を書きましたが、.NET Core2.1で無事、リモートデバッグが出来ました。


 あと、Visual Studioから、直接、Linuxのdotnetプロセスにアタッチをすることでリモートデバッグすることもできるようです。このケースでは、launch.jsonを自作する必要は無く、SSHクライアントのPuTTYも不要(OS組込のモノを使用する)です。

 やっぱり、「こういうオールインワン的なマイクロソフトっぽい芸風で来たか!」と思ってしまいますが、この芸風、エンドユーザ的には便利なんですが、ブラックボックス化されることで、パワーユーザにとってチョット問題となるケースがあると思います。

 しかし、最近のマイクロソフト技術、オープンソース化 & クロスプラットフォーム対応されたことで、エンドユーザー向けとパワーユーザー向けの両方の側面を持ち始めたなぁ。という感じがしています。

 パワーユーザー向けというのが何か?と言う話ですが、具体的には、githubやdocs上の下位レイヤの技術情報の増加と、CUI系のツールの増加ですね。昔のような、ロックインをするのではなく、エコシステム形成のためにパワーユーザーに対する敷居を下げているようにも見えます。



 ...と言う事で、やはり、「前回書いたように、下位レイヤが重要」ですね。最近の日式、諸事情により上っ面しかやらなくなってきた感ありますが、「そう言う人達が目論むカタストロフィ芸」は、継続的なスタックに絶対に追いつけないと思います。

 また、昨今のトレンド、具体的には、「働き方改革」や「SDGsのゴール8」等に鑑みると、続けることの重要性が高まっている感があります。ググると、

 「いま、小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道なんだなというふうに感じています。

 なんて、イチローも言ってたようなので、長続きしないものの結果はだいたい想像できる。と言う事だと思います。実際、続けることが、予算取り、マーケティング、プロモーション、バリューチェーン、ベネフィットなどについて考えるトリガにもなり、これが、継続的に積み重ねることに繋がります。
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