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2019/11/11

定常業務からプログラミングへのコンテキスト・スイッチに対応する。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 最近、

 「定常業務から、プログラミングへ、
   コンテキスト・スイッチするの怠いなぁ。


 と思う事が増えて来ました。

 これは、年取って体力、脳力などが衰えたことによって、そう感じる。と言うより、年取って、考える事が増えたことによって発生している気がします。コンテキスト・スイッチ無しで、朝から夜までコーディングしている方が、イイ意味で麻痺しているので(、別に楽している訳では無く)、楽と言えば楽なんですよね。

 プログラミングから定常業務に移行する場合は、それ程、コンテキスト・スイッチの負荷を感じませんが、定常業務からプログラミングへ移行する場合は、コンテキスト・スイッチが特に、重たく感じます。なので、人類、35歳でプログラマを定年するのかもしれません。

 ...と言う事で、今日は、このコンテキスト・スイッチを軽くするための処方箋を幾つかご紹介したいと思います。



<朝一から始める。>

 朝一から始めれば、ある意味、コンテキスト・スイッチは無くて済むのかもしれません。その場合、OA系のPCを開いてメールなどのチェックを始めないで、朝一からイキナリ、開発系のPCを開いて作業を開始するのがイイのかもしれません。可能なら、その日は、OA系のPCを触らない。と言うのもイイ気がします。

<Wikiから始める。>

 各種、プログラム系の作業を始めると言っても、いきなり、コーディングから入る訳ではないので、既存のドキュメントと言うものが存在する筈です。そこで、一旦、ドキュメントに移って、それをメンテナンスしたり、以前に書いた、設計情報や手順情報を眺めつつ、徐々に技術系の脳に変化させていくと、割合すんなり、IDEにコードを打ち込み始めることが出来る気がしています。

<場所を変える。>

 サテライト・オフィスの利用や、
 在宅勤務に変更してみるのもイイかもしれません。

<今日は帰ってしまう。>

  • 前述の朝一から。と言う話と、
  • 場所を変える。と言う話の

 合わせ技になります。

<仕事を仕訳る>

 効果の無い仕事は仕訳てしまってイイと思います。

 ...で、効果のない仕事は案外、「定常業務」側に多いように思います。と言うのも、日本企業の文化として、作業寄与していれば取り敢えず評価されるというケースが多いため。

 プログラミングなどアウトプットの有る作業は予算・実績に対する評価がし易いので、仕事のレベルを上げる必要があるのですが、作業寄与系はソレが無いので、レベルの低い効果の無い仕事を継続してしまっているケースが多く、こう言う仕事の多くは見直して、可能なら仕訳てしまってイイ気がします。

<まとめ>

 上記を書いていて思ったのですが、「定常業務」自体がコンテキスト・スイッチが多く持っていて、「定常業務」中は、深い集中を必要とする。というより、要領よく作業することが求められている。...と言う気がしますので、そういう事で、定常業務からプログラミングへ移行する際のコンテキスト・スイッチが重いのかもしれません。

 従って、何れの方法にせよ、「定常業務」から距離を置いて、集中して(企画、設計、プログラミング、プロモーションなどの)プロジェクトの諸作業をするのがイイのではないか?と思います。
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