■□━━━━━━━━━━━━━━━━□ http://osscons.jp/ 2010/9/27
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□ --- OSSコンソーシアム NEWS vol.014 ---
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こんにちは!
OSSコンソーシアム広報担当の谷相貴美(たにあいきみ)です。
いつのまにか秋めいて、朝夕はかなり涼しくなってきましたね。
OSSコンソーシアムのビジネスアプリケーション部会では、芸術の秋を皆様に
お届けしようと一つのセミナーを川崎振興財団様と一緒に企画いたしました!
その名も、
オープンソースの世界に真打ち登場!落語で学ぶOSS
~『楽しく学ぶ』中小企業の戦略的IT化のすすめ Vol 2~
なんと、真打ちの落語家『柳家一琴』さんにOSSなどのIT関連についてお話頂
きます。
オープンソースをこれから学ぼうとしている方向けの内容になるかとは思いま
すが、落語でIT系の話を聞けることはそうそうありません。ぜひ、参加してみ
てはいかがでしょうか。これまでとは"ひと味違った"セミナーを体験頂けるか
と思います(^^)
詳細につきましては、下記コンテンツをご覧ください。
それでは、今回のお知らせとご報告です。よろしくお願いいたします。
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◇◇ CONTENTS ◇◇
★ オープンソースの世界に真打ち登場!落語で学ぶOSS@10月15日(金)川崎
★ おすすめイベント情報
★ 連載コラム 第2回『中国のオープンソース事情』~モバイルOS~
★ OSSコンソーシアムの活動についてお知らせ
★ 単発コラム『Ruby技術者認定【Gold】試験の次は【Ruby】??』吉政忠志 氏
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□ オープンソースの世界に真打ち登場!落語で学ぶOSS 無料です!
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~『楽しく学ぶ』中小企業の戦略的IT化のすすめ Vol 2~
「オープンソースは、中小企業の方にこそ上手く利用して頂き、経営に役立て
て欲しい」との思いから、ビジネスアプリケーション部会と川崎振興財団が共
同で企画するセミナーの第三回目をご案内いたします。
今回のセミナーは、
「ITを上手く利用出来ていない」
「オープンソースって何?」
「経営にITを役立たせたい」
といった皆様に向けて、オープンソース含むITについて楽しく学べる内容とな
っております。
【日程】2010年10月15日(金)14時~18時(13時30分より受付開始)
【会場】川崎市産業振興会館 11F 第6会議室
JR川崎駅 徒歩約8分、または京浜急行川崎駅 徒歩約7分
http://www.kawasaki-net.ne.jp/kaikan/hall_guide.html#map
【定員】40名
【内容】
・落語家柳家 一琴氏による落語
柳家 一琴(やなぎや いっきん)氏
http://www.rakugo-kyokai.or.jp/Profiles.aspx?code=155
・日本スケーリックス株式会社 大塚 和彦氏によるスケーリックスのご紹介
・パネルディスカッション 「わかりやすいオープンソース」
・名刺交換会
・懇親会 実費 18時~(近くの居酒屋にて)
セミナーの詳細・申込みは下記資料をご参考ください。
http://www.osscons.jp/modules/seminar/index.php?page=article&storyid=96
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□ おすすめイベント情報
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◎「LinuxCon Japan/Tokyo2010」@2010年9月27日~29日 ☆開催中☆
アジア最大規模のLinux/OSS国際カンファレンス「LinuxCon Japan/Tokyo2010」
~ 実践的な議論を通じて、Linux/OSSの今後がわかる3日間約60セッション ~
Linux/OSSの今後がわかる3日間 約60セッション
詳細・申込→ http://events.linuxfoundation.jp/events/linuxcon-japan
◎LPIC資格取得を予定している方必見の無料セミナー(LPI-Japan)
-『LPICレベル2技術解説無料セミナー』開催@東京 9/28
詳細:http://www.lpi.or.jp/news/event/2010/09/event_20100928_01.shtml
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□ 連載 第2回『中国のオープンソース事情』~モバイルOS~ 中尾貴光 氏
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皆さん、こんにちはAnhui OSSの中尾です。
前回は中国のモバイル業界事情について簡単にお話ししましたが、今回はAndr
oidに関するお話をしたいと思います。
現在、中国ではノキア社を中心としたSymbianが60%前後と圧倒的なシェアを
誇っていますが、中国移動(チャイナ・モバイル)、中国聯通(チャイナ・ユニ
コム)、中国電信(チャイナ・テレコム)の3大キャリアが揃ってAndroid及びそ
の派生製品を積極推進してきていること、モトローラ、サムスン、LG、HTC、
レノボ、華為(Huawei)、中興(ZTE)など国内外の携帯端末ベンダーがスマート
フォンにAndroidを搭載して提供していることなどもありAndroid周りの市場が
急速に盛り上がってきています。
まず3大キャリア各社のAndroidへの取り組みを紹介すると、中国移動はAndroi
dをベースとしたモバイルOSのOPhoneを展開しており、端末ベンダーとしては
モトローラ、サムスン、LGなどがOPhone搭載端末を提供しているのですが、こ
ちらはAndroidをベースに中国移動が提供するモバイルサービスと密接に連携
していけるようにカスタマイズが施されています。OPhoneの最新版はバージョ
ン2.0になるのですが、こちらはAndroid 2.1と互換性が取られており、Androi
dのアプリケーションも"ほぼ"そのまま動作します。
また、昨年から温められていた企画なのですが9月17日には中国聯通がAndroid
をベースとしたUphoneを発売していくことを発表しました。こちらもOPhone同
様にAndroidをカスタマイズしたUniPlusというモバイルOSがリリースされるの
ですが、11月には各社から随時搭載端末が出てくることになるようです。
中国電信は上記2社までの取り組みは行っていませんが、モトローラやサムス
ンなどのAndroid端末に自社のモバイル向けサービスである"天翼"と連携でき
るアプリケーションを搭載して発売していますし、9月19日に前号でも紹介し
たHuawei、ZTEなどと低価格帯なAndroid端末を1,000元前後で提供することを
発表するなどユーザー獲得、拡大の中心軸をAndroidに移しつつあります。
また、キャリアとは少し離れるのですが、先日、日本のシャープが中国市場向
けにスマートフォン製品を2機種発表したのですが、そちらに搭載予定なのも
「Tapas(※)」というAndroidをベースとした点心OSという会社のモバイルOSで
した。
Androidはオープンソースであるが故にカスタマイズ性なども非常に高いのが
特徴ですが、OPhone、Uphone、Tapasなど派生OSがリリースされ、今後もオリ
ジナルのAndroidとともに非常に注目を集めていきそうです。
AndroidのOSが市場で盛り上がってくるとそこから派生するビジネスも盛り上
がってくるのですが、その辺の状況は次回にでも(^^;
※1 http://anhuioss.blog13.fc2.com/blog-entry-354.html
◎中尾貴光氏について
日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケテ
ィング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業
モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。
2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門
企業の安徽開源軟件有限公司を設立。現在も中国でAndroid、Linuxを中心にOS
S業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。
【ブログも好評連載中!!】
☆Open Source News in China(中国OSS業界動向の全般)
http://opensourcechina.blog92.fc2.com/
☆Android/OPhone雑記(Androidを中心とした中国のモバイル業界動向)
http://anhuioss.blog13.fc2.com/
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□ OSSコンソーシアムの活動についてお知らせ
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OSSコンソーシアムでは、現在下記5部会が活動中でございます!!
・セキュリティ部会 http://www.osscons.jp/modules/i_security/
・組込み部会 http://www.osscons.jp/modules/i_embedded/
・ソリューションビジネス部会 http://www.osscons.jp/modules/i_service/
・CMSビジネス部会 http://www.osscons.jp/modules/i_cms/
・ビジネスアプリケーション部会 http://www.osscons.jp/modules/about/
部会活動につきましてはOSSコンソーシアムWeb( http://www.osscons.jp/ )
の右側『部会&セミナー情報』よりご確認いただけます。
《ビジネスアプリケーション部会の座談会一覧♪》
第一回座談会 「オープンソースじゃなきゃ駄目」
→ http://www.osscons.jp/modules/b_ba/details.php?bid=1
第二回座談会 「オープンソースCMSの活用法」
→ http://www.osscons.jp/modules/b_ba/details.php?bid=2
第三回座談会「OSSで実現するクラウド基盤」
→ http://www.osscons.jp/modules/b_ba/details.php?bid=3
興味がある部会にはぜひ一度ご参加頂ければ幸いです!!
ご不明な点などありましたら、お気軽にお申し付けください。
**************<部会参加方法>*************
メールにて受け付けております。
■件名:「○○部会参加申込み」
会社名(学校名):
部署名(学科名):
氏名:
ふりがな:
電話番号:
E-Mail:
種別:ビジネス(理事・一般)会員/ビジネス準会員/ユーザ・賛助会員/非会員
上記内容を記入の上staff(at)osscons.jpまでお申し込みください。
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□ コラム『Ruby技術者認定【Gold】試験の次は【Ruby】??』吉政忠志 氏
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皆さん、こんにちは。吉政創成の吉政でございます。弊社がご支援をしている
Ruby技術者認定試験という試験制度がありますが、9月に【Gold】という上位
試験を発表いたしました。もともとは【Silver】試験という初級試験のみで行
っていましたが、今回、Rubyによるプログラム設計技術を持つことを認定する
【Gold】試験が登場しました。【Silver】、【Gold】の次は「Plutinum」が予
定されてますが、先日のRuby World Conferenceでまつもとゆきひろ氏より、
最上位試験としての【Ruby】構想の話も出たようです。そのあたりの話はまた
時期が来ましたらお話しますね。さて、本題ですが、Ruby認定技術者試験は、
単独の認定制度で始まったわけではなく、もともとRuby認定制度という大枠の
認定制度があり、その中に、技術者認定試験と認定インテグレーターの二つが
あります。技術者認定試験が【Gold】になれば、次は認定インテグレーターの
ほうでも【Gold】が登場するのでは??と思うのが普通ですよね。認定インテ
グレーター【Gold】の話がどうなるかはわかりませんが、いずれにせよRubyが
一つ上の階段を昇る段階に来たのではないかと思います。今後の展開について
は、先日、プロメトリック社でまつもとゆきひろ氏の「Rubyの未来」(前篇)
が公開されましたので、ご紹介します。宜しければ、以下のリンクをご覧くだ
さい。
※まつもとゆきひろ氏 「Rubyの未来 その1」
http://bit.ly/dkdM7E
また、Ruby技術者認定試験ですが、下記でキャンペーン中です。(最大50%オ
フの割引、申込期日が近いものもありますので下記をご確認ください)宜しけ
ればそちらもご参照ください。
http://bit.ly/cbmnQG
※※※※※ メルマガへの単発コラムの募集について ※※※※※
『OSSコンソーシアム』では皆様からITに関するコラム(特にOSSやLinuxなど)
を募集しております!技術的なものからビジネス的なもの、またはこのような
IT業界にいる方にとって役立ちそうな雑学コラムまで幅広く募集をしておりま
す。ぜひ、皆様が持っている知識この場を利用して披露頂ければ幸いです。
応募いただいたコラムはOSSコンソーシアムのメルマガやWebで掲載いたします。
応募方法は下記をご参考ください。皆様の原稿をお待ちしております!
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宛先:staff(at)osscons.jp OSSコンソーシアム事務局
件名:メルマガ掲載コラムの応募
必要事項:お名前※原則、掲載いたします、所属(会社)名、メールアドレス
・コラムについて
600文字程度のコラム
(それ以上の場合は「続きはWebから」としてWebにて全文掲載いたします)
タイトル必須
テキスト形式やPDF形式、またはメール本文に直接記載でも問題ございません。
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応募頂きましたら、追って事務局よりご連絡させていただきます。
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□ 編集後記
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PHP技術者認定初級ベータ試験を先週、3日の日程で無事終えました。試験問題
はもちろんアンケートにも熱心に回答を頂き、非常に身の締まる思いでいます。
PHPへの想いは皆熱く、必ずやよい試験にみんなと一緒に育てていきたいと思
いました。永原さん、杉本さん、宜しくお願いいたします!(二人ともOSSコ
ンソーシアムでも役員仲間なのです)(吉政)
今回のビジネスアプリケーション部会の落語セミナー、実は懇親会の場で生ま
れたアイデアです(^^)セミナー終了後は、講師や参加者が一緒になって近くの
居酒屋へ行き当日のセミナーについてや、どうすればもっと良いセミナーにな
るかなどのアイデア合戦の場となっています。ぜひ、次回に向けて「こんなセ
ミナーがあればもっといいのに」といった皆様のアイデアも教えて頂ければ幸
いですっ!!会場でお会いできるのを楽しみにしております。(谷相)
★…☆…★…☆…メルマガへの感想をお聞かせください…★…☆…★…☆…★
OSSコンソーシアムでは、会員様同士の情報共有化など、メルマガを通してお
役に立ちたいと存じます。メルマガに関しまして、ご意見・ご要望等ございま
したら、ぜひお寄せください。
staff(at)osscons.jp
皆様からのご意見、お待ちしております。
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※ 掲載記事は、原文のまま転送・転載して頂いて構いません。
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発行人:OSSコンソーシアム 副会長 吉政 忠志
編集長:OSSコンソーシアム 事務局 谷相 貴美
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