前回宣言した通り、「汎用認証サイト」のASP.NET Core MVC(ASP.NET Core Identity)版の実装が完了しました。
ちょっと計画と変わったのは、共通モジュールをリンク・ファイルではなく、別プロジェクトに切り出し、その共通モジュールを.NETと、.NET Coreにクロス・コンパイルするようにしたことです。
また、STSのスクラッチ化は、先ず、フレームワーク・レイヤから呼び出されるモジュールをフレームワークと依存関係を持たないように共通化し、その後、フレームワーク・レイヤを取り外し、ウワモノから共通化モジュールを直接呼び出す形でSTSを再実装しました。
あと、余談ですが、ASP.NET Core Identityには、
TOTPというワンタイム・パスワード機構を使用した二要素認証メカニズムも追加実装されていましたので、こちらも利用可能になっています。
と言う事で出来上がったのが
コチラ(そして、以下は構成図です。)
今後、このプロダクトの上に「
Financial-grade API - Part 2」の実装を追加して行く予定です。
このプロダクトは、前にも言及させて頂きましたが、認証基盤の構築ビジネスに活用するとか、そう言う生温い事は言わずに、今後、開発予定の
汎用モバイルバックエンド、フロントエンド・テンプレートと連携させていく予定です。
これによりFirebaseなどのmBaaSを使用したような
(前回説明した)フロントエンドのRAD開発がエンタープライズ領域でも可能になったりする予定です。
乞うご期待。