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2021/04/23

【Open棟梁】Edge(Chromium版)対応に伴う基盤更改案件が増えてるっぽい。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 年度初めという事もあり、題記のような問い合わせが増えています。そして、コレは以下の件が関連しているような気がします。


 少々、大事(おおごと)になってきた感ありますが、幸いにも、モダンブラウザ対応は、02-60で、大方完了しています。という事で、ココでは、最新版への移行方法について説明していきたいと思います。



<移行パス>

 移行先は、特別な事情が無い限り、Visual Studio 2019、.NET Framework 4.8になると思います(.NET5 は.NET Core系なので、特に、.NET FrameworkのWeb Formからの移行は難しい。MVC化が必要になる。)。

<移行工数>

 移行工数の見積もり方法については、以下が参考になります。これは、下記の移行方式の影響を受けます。


<移行方式>

 個人的には、ストレート・コンバージョンによる移行ではなく、新テンプレートへの乗せ換えによる移行が、今回の移行方式としては良いと思います。

 これは、「今回は、モダンブラウザ対応が必要になっていて、ストレート・コンバージョン(ストコン)でのバージョンアップ後、別途、差分取り込みが必要になるので。」と言う理由です。


<3rd party製のUIコンポーネント>

 注意点は、サードパーティー製のUIコンポーネントを使用している場合、.NET Framework4.8版の確認と、インターフェイス変更の有無をチェックして下さい。(コレは、移行の工数に跳ねるので、注意が必要になります。

<RDBMSの変更>

 以下のプロバイダをサポートしています。
  • SQL Server、OLEDB、ODBC
  • Oracle.ManagedDataAccess.dll
  • MySQL MySql.Data.dll
  • PostgreSQL Npgsql.dll

 使用するRDBMS、データプロバイダを変更する際は、SQL自体や、既定のデータ型、トランザクション分離レベル、データ・プロバイダ自体の機能(配列バインドやデータリーダのフェッチ機能)等の問題から、業務ロジックの見直しは発生すると思います。

 コレについては、以下が参考になると思います。




 本項では、移行計画を立てるために必要な情報をサマリしました。新テンプレートへの乗せ換えによる移行の移行手順については、次項で説明していきます。
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