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2022/01/19

一時期、界隈でエンピリカルソフトウェア工学ってあったけど、

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 先日、データ分析系のトレーニングの中で、協調フィルタリングと言う言葉が出てきて、「アレ?コレ、何処かで聞いたことあるぞ?」と思って色々調べてみると、どうも、エンピリカルソフトウェア工学(開発の現場から得られた経験的データに基づいて実証的に改善を図ろうとするプロジェクト・マネジメントの手法)ってヤツの中の話っぽくて、アレ、今読んでみると、そう言う事?(統計的な、開発の工数見積や技術推薦などなど...工数見積は以前の投稿と関係がありそうです)って思ってしまったりしました。

 しかし、前回も書きましたが、コレ、順問題の方がマシと言えるレベルの逆問題的メソッドなのでは?なんて思ったりしました。なんつーか、そもそも順問題も処理していない状況で収集したデータを使っても意味ねーって話なんじゃねーのかなー?って気がします。そして、選定対象の技術の話にフォーカスした場合、コレ、造り手側は、かなり、対象のドメインを前提にして設計してきています。例えば、SPAとかPWAとかORMが解り易いですが、コレを逆問題で処理すると、現れるのは、順問題の処理から漏れたモノはドレ?みたいなレベルの話になってしまうと思うんですよね(そもそも順問題のモデルに問題が在る的な問題に辿り着かない)。

 ...と言うことで、色々考えると、「データ分析 → 逆問題が注目されている今だからそこ、"改めて順問題を考えてみる。"と言う事も必要っぽいね。」...と言う事を思ったりしました。要するに、「逆問題を処理する以前に既設のバリューチェーン上で順問題を処理しろ。」って話ですね。
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