先日、投稿した「
ITハゲ:ランタイムを提供しないサポートは必ず無責任なものになる。」の中で「必要とされるモノってコンテンツなんだと思うんですよね。」と書きましたが「コンテンツ化には、漫画家の言ってる、ヤってる事が参考になるかも。」なんて思ったりしました。と言うのも以下のような動画が、私のTwitterのタイムラインに現れ、
(後編(有料)や関連動画を含めて)見てみたら、ホント、非常に参考になる事に、色々と言及されていて、非常に参考になったりしましたので。
私にとって、最もインパクトがあったのは、「プロは、バカにされてもいいから、喜んでもらいたい」と言う所ですが、精神論ではなく、もっとテクニカルな部分を紹介すると、漫画の創作も、絵を描ければ良い(ITで言えば、プログラムを書ければ良い)と言う話ではなく、アニメーション、映画と同じで、「原画、動画、CGなどの絵的なモノだけでなく、演出、画コンテ(漫画はネームと言う)、脚本、監督」と、総合力が必要となる仕事であるようです(コレらを1人で行う)。
この話を聞く中で、以前見たことがある、みんな大好き、機動戦士ガンダムの富野由悠季監督の独演会の記事を思い出し、改めて見てみましたが、
この中の「お前程度の技能や能力でメジャーになれると思うな」「フィールドを手に入れよ」「自分が手の届く範囲のことを一生懸命やれ」「コミュニケーションと原理原則」辺りが、この総合力に近そうです。この界隈の用語で、スタジオ・ワークというらしいですね。
人にも依るのだと思いますが、漫画の創作に必要なエネルギーは、ネーム以前が8割らしいです。絵を書くのは2割だそうで、神絵師は、苦労する。と言う事らしいです。ICTプロジェクトも、リサーチ・企画が8割、プログラム・構築は2割ぐらいなんでしょうか。確かに、プログラムだけの人も、苦労すると言うか、何も出来ない。となってしまいます。
そう言えば、これら、
と思います。
ちなみに私のミッションは「生産性の向上」ですが、もっと大枠で言うと「何をしたら、ステークホルダー達はハッピーなんだろうか?(を考え続けること)」だと、最近は、思っています。これは、半年ぐらい前に、以下に書きました。
ミッションの重要性については、「
配管工ランキングを書いてみたケド、ミッション次第と言う感じ。」でも言及していますので、興味があったら、是非?ご参照下さい。
また、「
前回の投稿中の、未来予測の方法」なんかも、このコンテンツ化には役立ったりしていると思います。何事も、多角的に見れる様に成るほど、文化的にも成熟すると思いますので、今後、こういう路線で、施策を検討するのも重要になって行くでしょう。そうしないと、また、
統合CASEツールみたいなショウモナイものを、作ることに成ると思いますよ。日本の大手企業は。
しかし、昨今のエンジニアやマネージャって、一体、何を基準にしているんでしょうね?なんて思ったりもします。新しい技術的な仕様を覚える以外のことをヤってないレベルのエンジニアが9割以上で、その後は、管理職に。なんて言う古い方式では、確かに、なにも創れないよなぁ。なんて思ったりもします。
余談: 「なに?"クリエイティブなんて仕事じゃない"だって?」「何を言ってんだよ。"協創", "協創"言ってンのお前らじゃないかよ。」なんつって。