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2021/02/17

ITハゲ:ランタイムを提供しないサポートは必ず無責任なものになる(2

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 世の中には、「薄いサンプルを組んで遊んでる感じのサポート」ってのがあるらしいのですが、ランタイム提供を本丸としている私は、そのようなサポートを、あまり目にした事は無くて、どんなヤツだよ?って思ってましたが、最近、「あぁ、こう言う事か。」等と思ったりする事がありました。

 メインとなるミッション(≒ ベネフィットのストック)の片手間でサポート(≒ ベネフィットのフロー)を行う場合、そう言う感じにはならないのですが、コンセプトや、プログラム・マネジメント等が無い状態で手広くサポート(≒ ベネフィットのフロー)に全振りしていると、まぁ、色々と問題が多そうな気がしています。

 (なんと言うか、コレだと、担当しか解らないし、結果を見ても、サポートのエフォートなのか、ソレ以外のエフォートなのか、解からないので、サポート自体の品質を測定できない。みたいな話かなぁ...と。)

 昔から、R&D系の人が、「食い散らかす。」って表現を、しばしば使っていたのは記憶していて、生技では、そう言う状況をあまり見た事がなかったンですが、以前、「ソフトウェアの生産技術と研究開発の歴史と、その融合。」と言う投稿を書かせて頂いたように、多様化によって、生技とR&Dが融合しつつある時代だと思いますが、結局、浅く広く、上っ面なめた状態でサポート(≠ リサーチ)を行うと、こう言うコミットメントの無い感じのサポートになるんだろうな、と思った次第です。

 このソリューションは、「組織的にやらないと(、上っ面なめた状態でサポートを行う程度の事しか出来ないので)、話にならん。」と言う事で、「組織的プロジェクト・マネジメント(OPM)なんだろうな。」と考えています。
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