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2019/03/27

適応型ライフサイクル(アジャイル)について思う事2

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 今回は、前回に次ぐ、アジャイル・ネタの第二弾です。

 最近、Twitterを眺めていたら、


 昨今、「技術の進歩による、プログラミングのエクスペリエンスの発達」(HCI: Human Computer Interaction)みたいなコンテキスト上で、「ITシステムが解決する問題の難易度があがった...。」という分析がありました。

 思わず、「イイね」を押下してしまいましたが、確かに、SIの界隈でも、昨今、同様に「基幹業務を電子化する。」とか、そう言うレベル感から、「新規ビジネス云々。」とか、そう言うレベル感のプロジェクトへ。と、変わってきている気がするので、何か、新しい、立上~リリースまでやるとなると、これは、スキルや予算 / 工数の面で、昔と比べ、トンデモねぇ難しくなっている気がします。

 また、そういったプロジェクトを遂行する場合、


 と言う(、少々極端な)、方法論を採択するのが、
 昨今のスタートアップっぽい訳ですが、


 ...と言う問題もあるようです。
 もうチョット毒づいたモノを見ると、


 なんてのがアリますが、

 コレ(アジャイル)、確かに、私が "T&M契約" でインドオフショアした後の振り返りで思ったんですが、エンジニア側のスキルが付いてこれるかどうか?ってのもありましたが、「PO 兼 開発をしないと、適切なバックログを構成できない気がするんですよね。」と、今の2.0系の認証基盤の開発を遂行していて思ったりしています。

 これは、この辺で言及した

ステークホルダー各位にテクノロジー系を理解して貰えると...。

 と関連していて、これは、
 まさに、前回言った

 「上流側に、より高度なオーガナイズ(企画化、組織化)力が求められるようになって来た。

 って事なんじゃないか?
 なんて思ったりしています。

 ...で、このオーガナイズ(企画化、組織化)というコンテキストを某弊プロジェクトに当てハメて話を進めると、1.0系のアプリケーション開発基盤もそうですが、自身のアイデアや、開発したプロダクトが、根本的に、世間に浸透するダケの価値を持っているかどうか?等の検証を、

 「結構ビビりますが、まぁ、やらないと、前進してイイのか?撤退すべきなのか?根本的な事が何時まで経っても解らないままになるので、そういう意味では、」

 先ずは試みてみた方がイイとは思います。

 これについての、現状のGo / No-goの判断としては、Goだと考えていて、理由は、「F2Fの信頼関係が構築できれば浸透する。」という事例データが既に取れているためです(これは、前述の"世間に浸透する価値"に加える、"世間に浸透させるロジック"と言うベキものだと思っています)。

 しかし、まぁ、「F2Fの信頼関係を構築する機会をどうやって増やすか?」という手段に関する解は、まだ造れていませんが ... コレについては、次回の「Open棟梁の開発利用者の感想」の第三回(5月頃を予定)にでも書こうと思っています。案外、「普通の営業をしろ。」という話なのかもしれませんが、体制を大きくして、

  • ペイラインに乗るか?とか、
  • 本質的な価値を追加する
    以外の固定費が増えるとか、

 そう言う別の話があったりします。

 以上になりますが、今回は、アジャイルからの(、PMBOKで言う)、立上プロセスの重要性。みたいな感じの話をお送りしました。これを、後のステークホルダー・エンゲージメント・マネジメントのトピックに繋げていく予定です。
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