これまで、「
【Open棟梁 汎用認証サイト】FIDO 2.0 による生体認証をサポートしました。」と、「Security Key by YubicoというFIDO2.0認証器を評価する」の第
(1)、
(2)、
(3)回を、お送りしてきました。
...が、時は流れて、ココのトコロ、ドラフト実装だったモノの正式実装版のリリースが相次ぎ、以前「汎用認証サイト」に実装した処理は、正確には、「
Windows Hello + Microsoft Passport on Edge」だったんだよね。...と言える状態になって来たので、今回、各プラットフォーム & ブラウザで正式にサポートされつつある「
FIDO2 + WebAuthn」で実装をリプレースしました。
ライブラリとしては、
前回言及したように.NETで唯一のFIDO 2.0 WebAuthnライブラリである
abergs/fido2-net-libを使用しました。
で、以下がデモ動画で、
Demo: MultiPurposeAuthSite & FIDO2 (WebAuthn)
Sign-in UX of Open棟梁 ver2
と言う感じで動作します。
よく「認証デモは地味。」と言われる様で、上記が何なのか?「なんだか解らないうちにデモが終わってしまった。」という話を聞きますが、簡単に説明すると、FIDO認証器と言う認証デバイスを使用して、パスワードレス・ログインを行うデモです。
FIDO認証器としては、
yubikeyなどが必要ですが、最近はスマホの画面ロック解除もFIDO認証器として動作するようで(、動画のコンテンツとは異なりますが)、例えば、
ココのfido2-net-libさんのデモサイトにスマホでアクセスすれば、FIDO 2.0 (WebAuthn) のテストが可能です。
色々と、遊んでみて、FIDO 2.0 (WebAuthn) がどんなものなのか?を確認してみるのも面白いかも知れません。