オープンCOBOLソリューション部会です。
2024年7月31日に GnuCOBOL 3.2 OSSCons patch2 を公開しました。
■Githubリポジトリ
https://github.com/opensourcecobol/gnucobol-osscons-patch/releases/tag/3.2patch2a今回のGnuCOBOL3.2 OSSCons patch2では、opensource COBOLで拡張した機能から、
CANCEL ALL機能を取り込みました。
主な追加としては、以下になります。
- CANCEL ALL命令の実装
- 日本語項目PIC N(SJIS文字操作)に関連する機能拡張、バグ修正
GnuCOBOLは、opensource COBOLと同じOpenCOBOLを元とするオープンソースのCOBOLです。
私たちは、GnuCOBOLに対して、opensource COBOLで開発した日本国内向け機能を適用することで、ベストなオープンソースのCOBOLプラットフォームが提供できると考えています。このプロジェクトは、GnuCOBOLからの完全なフォークを行うのではありません。GnuCOBOLのバージョンアップに合わせて更新をしていきます。また、GNUのコミュニティと連携し、私たちが開発した有用な機能はGnuCOBOLにも取り込まれる予定です。
今後も、OSSコンソーシアムCOBOL部会として、OSSCons patchの開発とGnuCOBOL本家への開発貢献を行っていきますので、ご期待ください。
ご不明な点は下記までお問い合わせください。