オープンCOBOLソリューション部会Blog


2024/08/19

GnuCOBOL3.2 OSSCons Patch2リリース

Tweet ThisSend to Facebook | by 東京システムハウス(株) 井坂
オープンCOBOLソリューション部会です。

2024年7月31日に  GnuCOBOL 3.2 OSSCons patch2 を公開しました。

■Githubリポジトリ
https://github.com/opensourcecobol/gnucobol-osscons-patch/releases/tag/3.2patch2a

今回のGnuCOBOL3.2 OSSCons patch2では、opensource COBOLで拡張した機能から、
CANCEL ALL機能を取り込みました。

主な追加としては、以下になります。
  • CANCEL ALL命令の実装
  • 日本語項目PIC N(SJIS文字操作)に関連する機能拡張、バグ修正

GnuCOBOLは、opensource COBOLと同じOpenCOBOLを元とするオープンソースのCOBOLです。

■GnuCOBOL(本家)
https://gnucobol.sourceforge.io/

私たちは、GnuCOBOLに対して、opensource COBOLで開発した日本国内向け機能を適用することで、ベストなオープンソースのCOBOLプラットフォームが提供できると考えています。このプロジェクトは、GnuCOBOLからの完全なフォークを行うのではありません。GnuCOBOLのバージョンアップに合わせて更新をしていきます。また、GNUのコミュニティと連携し、私たちが開発した有用な機能はGnuCOBOLにも取り込まれる予定です。

今後も、OSSコンソーシアムCOBOL部会として、OSSCons patchの開発とGnuCOBOL本家への開発貢献を行っていきますので、ご期待ください。

ご不明な点は下記までお問い合わせください。

OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会
・メール:ws-opensource-cobol-contact@osscons.jp
Github Issue(gnucobol-osscons-patch)

以上

16:12