先日、チョット調べたんですよ。
で、チョット安堵したのが、
「競争のレイヤは下位から上位スタックに、...だけで無くコラボレーションに移ってきているなぁ。」
みたいな事を観測できた。ので。
...と言うのも、
スタックだと
- 「新しいフレームワークがー。」
- 「新しいアーキテクチャがー。」
勢がまた湧いてきて、
「STP的にちゃうやろ。」
と言う話を、
「また、せなあかんのかい。」
みたいな事を思ったんですが、
スタックでないから
「リプレースがー。」
みたいな話にならずに済んだ。
ので(笑)。
しかし、そう考えると、
「下位を固めて上位スタックないしはコラボレーションに進めるってケース(ないしは組織)は、ホンの一握りナンじゃないンだろうかね?」
なんて思います。
...と言うのも、私が思っている、
世間一般のサプライサイド勢は、
- 「最新のフレームワーク / アーキテクチャがー。」からのー
- 「オレの素描の生産性は10倍なんじゃー。」からのー
- 「オレオレ・フレームワークの再開発。」ですからねー。
※ 参考:「
オレがフレームワークと言うかエンジニアリングがオレ(的な極地」
コレは、私が度々、申し上げている、所謂一つのカタストロフィ芸なんですが、多分、上記の様な人達は、カタストロフィが起きても、次のスタックは出来ないんでしょうね。きっと。
...ちなみに、Wikiの方にも書きましたが、「AWS SaaS Boost」は「Open棟梁のV2サービス開発基盤をコンテナ化したもの」に近いです。これは、まさに、
前回のv3コンセプト中で言及した「コンテナ・レベルのパッケージとIaC」なんでしょうね(こうやって答え合わせをして行くンですね)。
そして、
「スタックより、コラボレーションの方が難しい。」
...と言う事を考えると、
現時点で、スタック積めていない人たちは、コラボレーションにまでリーチできず、最終的に市場から撤退せざるを得なくなると思われます。
解り易い例を上げると、パッケージマネージャでパッケージ(ライブラリ)を取り込んで、それを呼出すことは容易ですが、例えば、SAMLやOIDCの連携をサクッと出来る案件は少ないじゃないですか?
...と言う事で、バリューチェーンにベネフィットを与えること無く「アレも要らない、コレも要らない。」なんて言うカタストロフィ芸をいい年してやってると、最終的に売り物なくなりますよ?みたいな事を思います。