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2021/09/13

ローコード・ノーコードで見えるUP開発案件のTO-BE的なモノ(未来形

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 前回は「UP開発案件のAS-ISだったモノ(過去形」について言及しましたが、今回は、ローコード・ノーコードが普及すると現状がどのように変わるか?「UP開発案件のTO-BE的なモノ(未来形」について書いてみたいと思います。

 先ず、基本的には、内製化の範囲で適用が進むのだと思います。次いで、従来型の業務システムなどでやってきたシステムのリプレースで使用されることもあるかもしれません。しかし、新規投資は従来型の業務システムではなくDX系に向いていますので、既存の業務システムの新規開発は相対的には減少して、保守案件が増えていくように思います。また、単価的にも厳しくなっていくので、パッケージへのリプレースも増えるのではないか?と思います。

 DX系とは、以前も言及したように思いますが、ローコード・ノーコードだけでなく、RPAや、IoT, BD, AI/BIなども指します。

 そんなこんなで、従来型の業務システムのSI案件の問題を解決すると言う目的で、SI案件でローコード・ノーコードが新規採用されるケースは案外少ないのかもしれません。ソレ以前に、新規投資の後を追いかけて、SI案件がDX系に振れて行く可能性が高いと思っています。

 また、昨今のニューノーマル流れで、DXだけではなく、モバイル・クラウド・コンピューティングとか、クラウド・ファースト、モバイル・ファーストとか言われた、一世代前の技術の新規採用も進んで、SI案件がコレ等に振れて行く可能性が高いと思っています。

 なんにしても、バランスが重要ですね。
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