先日、12/25に、
情報処理技術者試験の合格発表があったんですが、試験後、「あ、コレ、多分、合格できたな。」と思ったとおり、無事に合格してましたので、今回は、試験対策について、少々、書いて行きたいと思います。
私は、これまで、サポート業務と某弊プロダクトの開発に従事していて、なかなか資格の勉強には手を出せて来れなかったんですが、
- 最近、汎用認証サイトなる、
セキュリティ関連のプロダクト開発に従事しており、 - また、会社の資格取得の推進施策で、
高度必須取得者なる者に指定された事もあり、
2019年春頃から、「情報処理安全確保支援士」の試験勉強を開始したりしました。丁度、
前回のPMP取得後、直ぐと言う感じでしょうか?
...で、資格取得の段取りですが、先ず、最初の6ヶ月で、市販本などを利用して、高度情報処理技術者試験の共通部分の勉強をやって、午前1を通して免除にしておきます。
対策方法として、ひたすら「
応用情報技術者試験.comの過去問道場」などで過去問をやって、クリアするという方法もあるらしいですが、基礎知識を要する午後1、2でシンドい思いをする可能性があるので、ちゃんと勉強して、通しておいた方が良い気がします(自信があって、時間短縮を図りたければ、過去問対策でクリアしても良いと思いますが)。
...で、次いで、3ヶ月ぐらいで、市販本などを利用して、情報処理安全確保支援士試験の勉強をやって、午前2の対策をします。勉強した結果は、「
情報処理安全確保支援士.comの過去問道場」で確認すると言いでしょう。
...で、最後の3ヶ月、過去問を過去3年分位やると、問題を読む速度が格段に上がってくるのですが、ココで壁にぶつかり、「あれ、全然、点数が取れないな...。」と言う事に気付きます。
...コレ、ナニに起因しているか?と言う話なんですが、「問題のコンテキストを読めていない。」と言う問題に起因しているのだと思います。具体的に言うと、本試験の、午後の問題って、大きく分けて以下のように分類できるんだと思うんですよね。
この分類を見て、改めて、思うんですが、午前の4択を回答可能なレベルだと、午後1、2って、チョット難しいんですよね。「専門性と、その応用」と言う意味でも、午後は午前より、格段に難しくなるんですが、もっとアレなのは、単純に、
「専門性が高いダケだと回答が難しいというか、ナニを回答してイイか、ワカラナイような問題も良く出たりします。」
...ので(特に、数ページ前の問題文の1センテンスを拾ってくるダケの「そのまんま系 > 問題文中から拾う系」問題などは、一瞬ナニを問われているのか?専門性ダケでは理解できないケースが多いと思います。)。
...という事で、次いで、この、「問題のコンテキストを理解するフェーズ」に進みましょう。これには、「ポケットスタディ 情報処理安全確保支援士のスペシャルテクニック」をやるのがイイ気がします。ここで、ナニを問われているのか?理解する力が養われ、
- 問題を読む速さ
- 問題のコンテキストの理解力
- 回答の正確性
がボチボチ、合格ラインに乗ってくると思います。
私の試験勉強期間は、1.5年程でしたが、最初の6ヶ月で午後1を通し(午前2以降は受験せず)、次の6ヶ月で、午前2&午後の対策をしたんですが、令和2年春期試験がコロナで延期となってしまい、暫し(半年位)、勉強を休み、令和2年秋期試験の2ヶ月前に復帰して、模試かナニかをやった時に「問題のコンテキストを理解」の存在に気付き、上記の「ポケットスタディ」で対策を行い、無事、≒ 一発合格に漕ぎ着けた感じでした。
振り返ってみると、「大したことはなかったな。」と言う感じではあるンですが、試験勉強期間には、結構な期間を要するので、まぁ、腰を据えてジックリやるのが良いんじゃないか?と思います。
実際、今回の午後2(、7Payやドコモ口座の件等の不祥事が、近年、続いていることも背景にあるのかもしれませんが)、私が開発しているプロダクトと関係が深い、SAML&OIDCが出題され、某界隈は少々、湧いたんですが、全部、回答して見直し終わって、30分以上早く退出して、点数を見ると70点台。...と、結構、魔境な感じはします。
本投稿のソースの情報は、以下にまとめていますのでご確認下さい。
<参考>