■□━━━━━━━━━━━━━━━━□ http://osscons.jp/ 2014/10/30
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□ --- OSSコンソーシアム NEWS vol.061 ---
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こんにちは。
OSSコンソーシアム広報担当の谷相貴美です(^^*)
出勤途中、晴れた空を見上げると、思わずそのまま散歩にいきたくなるような爽やかな季節になりましたね。
そんな食欲の秋!ではなく、勉強の秋と思われている皆様のために、当団体でもOSSライセンスからCMS、基幹システム向けCOBOLやAsakusa Frameworkなどジャンルも幅広くたくさんのイベントをご用意しています。
セミナーについては下記コンテンツをご覧ください(*^▽^*)
また、PHP技術者認定機構 吉政氏より「IT業界の地殻変動」と題してコラムを寄稿頂いております!そちらも、ぜひご一読いただければと思います。
それでは、今回のお知らせとご報告です。よろしくお願いいたします。
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◇◇ CONTENTS ◇◇
★【11/07】 CMSインサイド「静的HTML出力CMSのトレンド」
★【11/21】基幹システム向けCOBOL、DBMS、運用管理のOSS見せます(福岡)
★【11/27】組込部会主催 第9回セミナー 「最新OSSライセンス動向2014」
★【11/28】2014 Asakusa Framework Day
エンタープライズにおける Hadoop 活用の今
ビックデータから業務システムまで適用の実態をご紹介
★「オープンソース物語」第32回、IT業界の地殻変動
執筆:一般社団法人PHP技術者認定機構 吉政 忠志氏
★ 会員さまからのお知らせ
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□【11/07】 CMSインサイド「静的HTML出力CMSのトレンド」
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~Movable TypeやNOREN、そしてStatic Website Generatorの
メリット・デメリット~
日 時 : 2014/11/07 16:00~18:30
定 員 : 30人
会 場 : オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社
会場URL:
http://www.osstech.co.jp/company/map講演者 : 言問株式会社 藤田拓様
申込URL:
https://atnd.org/events/58123--- 概要
今回は番外編として、商用CMSを取り上げます。
静的出力の両雄、NOREN と Movable Type です。
いつでもインストールして使ってみることができるOSSと違い、使い込む機会が少ない商用CMS、しかも大規模サイトになればなるほど求められるのが「静的」出力です。
オープンソースCMSでビジネスをしている方こそ必見のセミナーです。
ご来場をお待ちしております。
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□【11/21】基幹システム向けCOBOL、DBMS、運用管理のOSS見せます(福岡)
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オープンCOBOLソリューション部会 第5回セミナーin福岡
~【基幹システム向け】COBOL、DBMS、運用管理のOSS見せます(仮)~
近年、企業の基幹業務のシステムにおいてもOSSが活用されるようになりましたが、実際に適用するためには、商用ソフトを使用する以上に、効果や付加価値を見定める必要があります。
今回のセミナーでは、基幹業務のコアになるCOBOLとDBMS、全体をまとめる運用管理のOSSについて、ノウハウや使い方、デモ等をご紹介いたします。
■開催日時:2014年11月21日(金) 14:00-17:30 (13:30より受付開始)
■開催会場:サン情報サービス株式会社 九州支社
福岡市博多区博多駅前1-9-3 福岡MIDビル3F
http://www.sisco.co.jp/kaisya/map_4.html ※参加者多数の場合は、場所を変更する場合がございます。
変更する際には、本ページやメールにてご連絡させていただきます。
■主催:OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会
■共催:株式会社NTTデータ
■参加費用:無料
■定員:40 名
■対象:基幹システムへのオープンソース適用に興味のある方、
COBOLのマイグレーションに興味のある方、
■プログラム(※講演内容、時間は変更になる可能性があります)
「opensource COBOL(Windows版)へのマイグレーション導入事例」
サン情報サービス(株) 営業部 営業部長 佐々木 聡 氏
「opensource COBOLを用いてCOBOL資産をクラウドへ」
東京システムハウス(株) マイグレーションソリューション部
執行役員部長 清水 真 氏
「ホストマイグレーションにOSSを活用するメリット」
(株)日立ソリューションズ オープンソース技術開発センタ 技師 稲垣 毅 氏
「監視もジョブも、OSSのHinemosで!」
(株)NTTデータ 基盤システム事業本部 主任 石田 純一 氏
「高トランザクションシステムへのPostgres Plus(PostgreSQL)適用事例」
(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 公共ビジネス本部
主任 佐藤 誠 氏
セミナー詳細:
http://www.osscons.jp/jozc38kye-512/#_512<お申込方法>
下のWebページのフォームによる事前申込制となります。
http://www.osscons.jp/osscobol/inquiry/□+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
□【11/27】組込部会主催 第9回セミナー 「最新OSSライセンス動向2014」
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このたび下記日程にて、OSSコンソーシアム組み込み部会主催、
JASA 技術本部 技術高度化委員会 OSS活用WG共催の
セミナーを開催致します。
このセミナーでは「最新OSSライセンス動向2014」と題しまして
OSSライセンスの有識者にご登壇頂きます。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
1.開催日時
2014年11月27日 13:30~17:30 (13:00受付開始)
2.開催場所
株式会社日立ソリューションズ様 20Fセミナールーム
東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル
http://www.hitachi-solutions.co.jp/company/access/map_kounan.html JR品川駅より徒歩1分、京浜急行品川駅より徒歩1分
3.開催内容
◆講演1(13:40~14:10)
『OSS最新動向と安心・安全につかうポイント』
◆講演2(14:20~15:10)
『OSS活用のためのリスク回避と価値の最大化』
◆講演3(15:20~16:10)
『オープンソースライセンス、総ざらい』
◆講演4(16:20~17:10)
『GNU Affero GPLv3(AGPL)の解説』
4.詳細:
http://www.osscons.jp/jo1as8cwp-512/#_5125.定員:100名
6.主催:OSSコンソーシアム組込み部会
共催:JASA 技術本部 技術高度化委員会 OSS活用WG
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□【11/28】2014 Asakusa Framework Day
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2014 Asakusa Framework Day
エンタープライズにおける Hadoop 活用の今
ビックデータから業務システムまで 適用の実態をご紹介
~ 最新ユーザ事例とAsakusa Frameworkパートナーが一同に集結 ~
昨今、企業内に蓄積されたビッグデータの活用の為に「Hadoop(※1)」を
活用した高速分散処理技術が注目されております。
Asakusa Framework(※2)は従来のテクノロジーでは遅かったバッチ処理を、
Hadoop を活用して高速化する日本発の開発・実行用 OSSフレームワークです。
Asakusa Frameworkは、オープンソース化して丸3年を経過し、Hadoopを
基幹システムとして活用するために必須のツールに成長をしてきました。
本セミナーでは、実際にHadoop を活用し、企業内システムのボトルネックを解消してきた最先端のユーザー企業様の事例と、Asakusa Frameworkでの導入を実現してきたソリューションベンダーの取り組みをご紹介致します。
ビックデータのシミュレーションや分析に向けたデータの整備をご検討中の方、バッチ処理時間の遅延に課題をお持ちの方など、皆様のお申し込みを
お待ちしております。
※1 Hadoop : 大規模なデータを複数のコンピューター上で分散して処理・
管理をするためのOSSフレームワーク
※2 Asakusa Framework : Hadoopを基幹バッチ処理に適用するための
OSSのアプリケーションフレームワーク
[日 時] 2014/11/28(金) 13:30-18:00 (開場 13:00)
[セミナー内容]
・13:30~13:40 ご挨拶
Asakusa Framework部会 リーダー 才所 秀明
・13:40~14:20
基調講演 「Asakusa Frameworkの実利用状況と評価結果」
三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社 土佐 鉄平 氏
・14:20~15:00
「Asakusa Frameworkの最新機能と今後」
株式会社ノーチラス・テクノロジーズ 神林 飛志 氏
・15:10~15:50
「MapRによるHadoopの最新情報 ~市場動向とユースケース~」
マップアール・テクノロジーズ株式会社 三原 茂 氏
・15:50~17:50
Asakusa Frameworkの事例、取り組み及びサービス紹介
※各社20分、講演内容、講演順序は決定次第ご連絡とさせていただきます。
アクセンチュア株式会社
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
新日鉄住金ソリューションズ株式会社
東芝ソリューション株式会社
株式会社日立ソリューションズ
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
[会 場]
株式会社日立ソリューションズ 本社別館 20F
東京都港区港南二丁目18番1号(JR品川イーストビル)
http://www.hitachi-solutions.co.jp/company/access/map_kounan.html #本社(品川シーサイド)ではございませんので、ご注意ください。
[想定聴講者]
・ビックデータのシミュレーションや分析に向けた
データの整備をご検討中の方
・バッチ処理時間の長時間化や遅延に課題をお持ちの方
・Asakusa FrameworkやHadoop/Asakusa Frameworkによる
高速バッチ処理にご興味のある方
[主 催] OSSコンソーシアム Asakusa Framework部会
[会費] 無料
[定員] 100名(先着順)
[お申込み]
http://www.osscons.jp/asakusafw/inquiry/□+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
□ 第32回 オープンソース物語、IT業界の地殻変動
□ 執筆:一般社団法人PHP技術者認定機構 吉政 忠志氏
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IT業界の地殻変動 ~Javaによる重厚長大型開発時代の終焉~
米国でJavaの求人数が初めてマイナス成長となり、Indeed 2014年5月の集計によると、求人数は▲30%成長なりました。そして、米国の2014年10月に発表されたTIOBE人気言語指数では2010年から毎年下降を続け、毎年のように過去最悪の指数を出しています。Javaはいよいよ長期間かけて着陸していくようなグラフです。
Javaの技術が古くなったもしくは技術が枯れてきたというより時代が変わったのです。Javaが普及した時代は、たくさんのエンジニアを集めて大きなシステムを時間をかけて作ることがブームであり、そういう開発方法が許されていた時代なのです。
今も市場の大半はJavaで開発されています。そして今のCobolと同じようになくなることはないです。しかし、そのシェアは急速に落としていくと思います。PHPやRubyなど少人数で大きなシステムを構築できる開発言語の進化とアジャイル開発の普及により、作りながら修正しソフトウェアを成長させていく手法が主流になってきています。この開発手法はJavaは少し不向きのようです。クラウドやWeb系のシステムなど迅速な開発が求められるようになり、重厚長大型Java開発は市場シェアを落としてきています。まさにIT業界の地殻変動、Javaによる重厚長大型開発時代の終焉を迎えようとしているイメージです。
システムインテグレ―ターやソフト開発会社にとってJavaが普及した時代は良い時代でした。Javaで開発するシステムには多くの人数が必要である為、Javaエンジニアさえ育成しておけば、売上が上がる時代だったからです。多くの会社がJavaエンジニアを育成してきました。人材採用の方も経営陣から「とにかくJavaのエンジニアを確保してほしい」と言ったような要望を頂いたこともあるのではないでしょうか。でも今はほとんどないですよね。代わりに聞こえてくるのはPHPやRuby、JavaScriptなどでしょうか。
現在はJava人材が飽和し、今後はJavaの市場が縮小していくため、Javaを中心にしてきた開発会社は方針を転換しなくてはいけなくなります。実際に2011年10月にワークポートが発表されたデータを見るとJavaエンジニアの平均年収は2年間で30万円下がってきています。これはJavaエンジニアから上がる売り上げの減少を物語っています。Javaエンジニアの平均年収の最新データはありませんが、今年はさらに下がっているはずです。
Javaの市場はなくなりません。COBOLの市場が残っているように膨大な保守ビジネスが残ります。ただ、新しいシステムでJavaで開発されていくのは限定された分野になっていくと考えます。
このコラムの読者でJavaの開発をメインにされている会社があれば人材育成の方針を検討された方が良いと思います。今はまだ市場データとして大きく出ていませんが、その予兆は前述の通り明確にでています。そして何よりもIT業界で元気な会社でJavaがメインの会社はほぼなく、PHP、Rubyなどライトランゲージがメインの会社が元気なことに早く気が付くべきです。そして、この地殻変動に備えて、次の時代を担う人材育成を始めるべきです。
◎ 吉政 忠志(PHP技術者認定機構)氏について
PHP技術者認定機構理事長、ビジネスOSSコンソーシアムジャパン理事長、
Rails技術者認定試験運営委員会の委員長をしています。
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□ 会員さまからのお知らせ
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◎HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1ポイント解説無料セミナー
【11月8日(土)】
http://html5exam.jp/news/event/20141016-page738.html◎HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2ポイント解説無料セミナー
【11月15日(土)】
http://html5exam.jp/news/event/20141016-page764.html◎LPICレベル3 300 Mixed Environment 技術解説無料セミナー
【11月16日(日)】
http://www.lpi.or.jp/news/event/2014/11/event_20141116_01.shtml◎LPICレベル1技術解説無料セミナー【11月22日(土)】
http://www.lpi.or.jp/news/event/page/20141122_01/#lpi_event◎LPICレベル1技術解説無料セミナー【12月14日(日)】
http://www.lpi.or.jp/news/event/2014/12/event_20141214_01.shtml□+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
□ 編集後記
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最後までお読み頂きありがとうございます。
先日、私の本業である
MosPというオープンソースの人事給与システムを紹介するべく、ビッグサイトで開催されていたITpro EXPOに参加してきました!
http://itpro.nikkeibp.co.jp/expo/2014/ちらしを配りながら足を止めてくださった方とお話していたのですが、多くの方から「こんなオープンソースもあるんだ」と驚かれたり、「オープンソースって耳にすることはありますが、結局何ですか」という質問も少なくありませんでした。
当団体の部会やイベントも、常に最新の情報を追いかけていますが、基本的なことも忘れずに、「オープンソースって何だろう」と興味を持ち始めた方にも役立つような活動を心がけたいと思います。
そのためにも、美味しいものをたくさん食べて頑張りたいと思います(*^_^*)
それでは、次号もどうぞよろしくお願いいたします。(谷相)
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発行人:OSSコンソーシアム 理 事 杉本 等
編集長:OSSコンソーシアム 事務局 谷相 貴美
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