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2020/03/06

配管工ランキングを書いてみたケド、ミッション次第と言う感じ。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 前回に投稿した「配管工問題」の話ですが、私自身は配管工でも問題は無いと思っているので、今回は、「配管工のランキング」について考えていきたいと思います。つまり、どう言った配管工がイイ感じの配管工で、配管工には、どう言うキャリア・パスが考えられるか?と言った話です。

<配管工ランキング>

 下に行く程、上位ランカーですかね。
  1. 手順書どおりにポチポチ出来る配管工
  2. プロダクトに詳しくなって、手順書を作成できる配管工
  3. ソフトウェア・スタックを自分で構成できる配管工
  4. プロトコルに詳しくなってコラボレーションを組立てられる配管工
  5. 上記のICT知識を動員して、事業に貢献できる配管工
  6. ICT&事業に貢献してきた経験から、適切な意思決定ができる配管工
 ...と、まぁ、こう書けば、「配管工」あがりでも、ナカナカ、良いキャリアを積めそうな気がしますが、実際は(、と言うか、一般的には)、ナカナカこの様に理想的に進まないのだと思います。これは、何故か?と言う話ですが、結局、売り物 / ミッションが何なのか?みたいな話なんだと思います。

 例えば、「下請け的に仕事をこなせば良い。」と言う「労働力が売り物」みたいなミッションでは、前述の1・2位で頭打ちになるように思います。何故かと言えば、イニシアチブが無いですから、その上に上がれないのです(まぁ、上がらなくても良いんですが、上がろうと思えば、昨今なら、イニシアチブのある組織に転職するという選択肢が現実的ではありそうです)。

 ...こういうのを書いていると、結局、

  • 「役職・立場・ポジションが人を育てる」とか、
  • 「ミッション・ドリブンなキャリア戦略」とか、

 そう言う話なんだと思います。

 ただ、昨今、「新50代問題」が話題になったように、どちらかと言えば、人に対して役職を与える。と言う事より、個人や組織に与えられたミッションを明確化する。と言う事の方が重要な事のように思います。

 まぁ、昔は、なにかしら作業寄与してれば、それなりに仕事として認知されていたように思います(だからこそ、体制を組めば良かった)。しかし、昨今、ミッションが不明確な仕事って、存在意義に疑問符が付いてしまうような仕事が多いですし、ペイラインにも乗って来ないので、価値創出のミッションが重要になり、後は、能力次第となる気がします。
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