最近、いろいろニュースや記事を見ていて、
「デマンドサイドが払える金と、サプライサイドの生産性の不均衡により、経済活動が出来なくなる。」
と、思ったりしました。
これは、「金が金を呼ぶ。」の反対で、
「金欠が金欠を呼ぶ。」みたいな話です。
こう書くとチョット怖いですね。
と言う事で、以下、
TwitterでTweetした結果を
サマリしてみました。
最初は、この辺からでしょうか?
ここで言われている「
基幹系を手掛けるエンジニアの供給が、需要を大幅に下回るようになった。」が事実なら、アプリケーション界隈では、スクラッチは減り、Package、SaaS類は普及して行く気がします。イフンラ界隈は、クラウド従量課金 vs ハード & インフラ・エンジニアの人件費の結果次第でしょうか?
しかし、これは、この前のpublickeyと矛盾している気がしますが、
このガートナーの予想では、
予想される結果が、何に起因しているか?
...が不明ですが、どちらかと言うと、
- デマンドサイドはリプレースする金が無く、
- サプライサイドは技術開発する金が無い。
って言う、単純な話なんじゃないか?と思います。
と言う事で、本質を言うと、
(繰り返しになりますが、)「デマンドサイドが払える金と、サプライサイドの生産性の不均衡により、経済活動が出来なくなる。」
って事なんじゃないか?と。
...で、最近この手のニュースや記事、凄く増えていますよね。
ということで、以下に、チョット列挙してみますが、
これは農業ですが、
一般企業の場合は、
国内経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 ですかね。
コレ読むと、単純な話で
- (海外では)生産性性が低いから、
競争に敗れて"市場が縮小"している。
- (国内では)生産性が低いから、
対価と生産性の不均衡で経済活動が
停止して"市場が縮小"している。
と分析できます。
これは、以前、
...で言ったコトと ≒ だと思うので、生産年齢人口が減少する中、生産性向上の実施が全て労働強化に依存するようなクソしょうもない経営を継続していると、"
農業分野における外国人の受入れについて"みたいな話になってしまいかねないので、「
もっとシッカリやらないとイケナイなぁ。」なんて思ったりしました。
と言う事で、某弊部会では、
今後とも、生産性を上げるため、
- 各種マーケティング & サポート技術情報をWebに公開し、
- コレを基に開発したOSSをパッケージ・マネージャー上に公開し、
- このOSSパッケージを自身の業務で提案 & 活用する。
という「基本的な活動」を継続して行っていきます。
余談: 色々調べると、「
日本の1人あたり輸出額は世界第44位。生産年齢人口減少の課題もありますが、これはG7で最下位」らしいです。
一時期は、"金融立国"だなんて言われていましたが、昨今ググると、「
日本は米国や英国の失敗もとに"金融立国"よりも"技術立国"で再生を」なんて記事が出てきたりします。他にも、「
"投資の神様"が2.8兆円赤字に陥ったワケ」なんて記事もあるので、昔と違って、投資すれば回収できるって言う、単純な話でもなくなって来たんじゃないか?なんて思います。実際、
預金の金利なども昔と比べたら、だいぶ低いですよね。
確かに"金融立国"ダケで成功できれば、昨今の「社会が貧しくなってる感」も無いんじゃないか?と思うので、何にしても、特定の産業が ... ということではなく、全体的に上手く行っていないんじゃないかな?なんて思います。そして、確かに前述したような「基本的な活動」も出来ている企業は、まだまだ少ないと思います。