平成26年6月4日。東海支部は長野県塩尻市でオープンソフトウェアのシステム開発産業の振興を目的に活動を行う信州OSS推進協議会様へ意見交換を含め訪問をしてきました。
長野県塩尻市は日本のちょうど真ん中。
豊橋からは電車で3時間。名古屋から乗り換えてJR特急しなので山を抜けていきます。
塩尻駅はカフェのようなおしゃれな雰囲気に駅名のかかれた駅。
さらに先に行くと、松本や白馬があります。
塩尻駅では、今回訪問する信州OSS推進協議会・(一財)塩尻市振興公社(塩尻インキュベーションプラザ・SIP(シップ))の小野様にお出迎えいただきました。
小野様にはこの後、信州OSS推進協議会や塩尻市の案内まで大変お世話になりました。
視察ではありますが、せっかくの長野です。
塩尻駅前では、もちろん信州そばを頂きました。
塩尻駅から、今回信州OSS推進協議会様が活動をされる塩尻インキュベーションプラザまでは5分ほど。
塩尻インキュベーションプラザ http://sip.shiojiri.com/塩尻インキュベーションプラザは、ガラス張りの外見も非常にきれいです。館内も情報企業が集まっている様子で、セキュリティも非常にきっちりした様子。
当日は
- 信州OSS推進協議会(全体)の紹介
- 専門部会の紹介(ビジネス部会)
- 塩尻市情報推進課 金子専門幹様との意見交換
- コミュニティ活動の紹介と意見交換
で、信州OSS推進協議会の皆様とディスカッションさせていただきました。
信州OSS推進協議会では塩尻市自身が積極的にITの必要性を感じ取って、IT整備やソフトウェア産業振興のための取り組みを行っていること、地域を盛り上げようとする信州OSS協議会の会員の皆さんの意識とが合致をして、高い効果を出しているようでした。
例えば、中高生向けプログラミングコンテスト、図書館への技術書籍の選定、シングルマザーのIT人材成、企業交流、OSSによる図書システムの構築、CMSの開発など。
信州OSS推進協議会の立ち位置が地元行政と地元企業とのパイプとなり、地域を育てる要となっていることが今回の訪問で感じ取ることが出来ました。
お集まりいただいた、お話を聞かせていただきました信州OSS推進協議会の皆様、本当にありがとうございました。
この他、塩尻市内にある
えんぱーくの施設紹介、えんぱーく内のKADOの紹介などを行っていただきました。えんぱーくは図書館などもある市民交流のためのオープンな施設。非常に広い作りと、オープンスペースでの会議などが自由にできる空間づくりが非常に開放的な場所でした。
隣の松本市から時間を過ごすために通う方もいるそうです。
テラスなどもあり、塩尻の街並みを一望できます。当日はあいにくの曇り空でしたが、天気の良い日には非常に眺めも良いのではないでしょうか。
今回、信州OSS推進協議会様を訪問させていただいたことで、地方都市でのまた違う積極的に地域に関わっていき活性化していく様子を見ることが出来ました。こういった事例は他都市、あるいは東海地方の行政などにも非常に良い刺激になっていくのではないかと感じられました。
今後も、様々な地域の団体との繋がりを作り、お互いの地域の活性化につなげていけれればと思います。
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