ちょうど、一年位前に「
ソフトウェアの生産技術と研究開発の歴史と、その融合。」と言う投稿をシたんですが、この中で、「生産技術と研究開発は。お互いデマンドサイドに寄って来ているよね。」みたいな話をシたんですが、よくよく考えると、
ハイプ・サイクル配下で大きな違いが残っていました。
それは、着手する時期ですよね。
- 研究開発:黎明期、流行期
- 生産技術:幻滅期、回復期、安定期
前回、「
最近の生技は、プロトタイプモデル検証から、ユースケース検証に変化シてきている。」というような話をシて、その中で、「コレ、エンジニアリングになんのかなぁ?」みたいな事を言いましたが、コレですね。
要するに、「幻滅期を抜けて回復期に達する技術ってなんなんだろうな?」と思いながら、色々とウォッチしているんですが、更に、その後の心配事としては、ソレが、「エンジニアリングになるのかなぁ?」という点が、”生産技術” 目線では有りますね。
...そう言う事を考えると、日本のR&Dって、海外から渡って来た新技術の味見部門化してない?って思うんですよね。しかし、コレって、雇用の流動性が低いから。ってのもアリそうだな。なんて思ったりもします。確かに、一昔前の(
担ぐ系の)タイムマシン経営もどきの時は、事業部に渡って卒業。みたいな事も言われていた気がしますが、それが出来たスパンも近年の10-20年ぐらいで終了している感ありますね。
...と言うことで、今日はココまでで、次回(何時?)は、ハイプ・サイクルの幻滅期以降の、回復期、安定期でピックすることが出来た技術ってナンだろうか?なんて辺りを考えて行きたい。と思っています。