当該シリーズでは、前々回、AS-ISの「
サプライサイド限界説」を提唱させて頂き、また、前回は、今回のTO-BEを説明する前提となる「
対立構造の定義」について説明させて頂きました。
色々と考えていると、以下のようなニュースが飛び込んできました。
これまでは日立本体も自社製風力発電機を納入した顧客に対し、同様のサービスを手掛けていたが、今後は日立PSと機能を統合することでコスト削減を進める考えだ。
とありました。私も一応、開発者なので、自分で作るのも大切だと思ってはいますが、ココから「
サービスを提供することが第一で、自分で造るコトは後回しにする。」的な姿勢を見出してイイんですかね?
確かに前回の投稿で
と書かれている部分があったので、ソレをまさに実践しているところなんだろうな。なんて思うことにしました(実際どうだかは知らないケド)。
しかし、私自身も、「
対立軸を超えて、もうチョット、お互い仲良く仕事するコトが重要だ。」と言う事は、例えば「
事業がサプライサイド・デマンドサイドで2重基準の捻じれを持ってると、上手くいかんよなぁ。」等のケースで経験的に理解していましたし、また、
この辺に書いたように「
生産技術とR&Dの融合が起きるのではないだろうか?」なんて言うことも思っていました。
...が、しかし、ワリと世の中、既に、
そうなって(協調が進んで)いるのかもしれません。
...と言う事で、
この間、言及しましたが、最近の v2 開発では、認証基盤開発にハマっており、これは、どちらか?と言うと R&D 界隈の仕事のような気がしますが、私は、生産技術畑の人間なので認証基盤開発の後は、それを構築ビジネスにするつもりはあまりなくて、スマホ関連のテンプレートとの連携を進めていく予定です。
そうすると、現状では殆ど個人技で無理矢理に成している(、下記のような)、難易度の高いクラウド・ネイティブなアプリケーションの開発が、わりと捗るようになっていくと思います。
例えば、「スマホ・エンジニアにPKCEで認証連携処理を組み込んで。」と言っても、認証プロトコル自体の知識が無いと組み込むのは難しいと思います。
要するに、何が言いたいかと言うと、以下のように、対立軸の向こうに進出するのが価値を生み出すポイントなんじゃないだろうか?と言う事です。...そう言えば、某弊部会は、「
生産技術からR&D界隈へ、WindowsからLinuxへ、対立軸を超えた進出を果たしています」ねヽ(^o^)丿。
そんな中で、次の v3 は、ココにどういうパーツを足していったら良いだろうか?と悩んでいるのですが、「IoTやビッグデータ周辺が、現時点では硬そうだ。」という気がしているので、コネクテッド・デバイス系の認証サポートを追加することで、この辺とも接続できないか?と思っています。
次回に続く...。