■□━━━━━━━━━━━━━━━━□ http://osscons.jp/ 2010/11/30
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□ --- OSSコンソーシアム NEWS vol.016 ---
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おはようございます!
最近、囲碁にはまっているOSSコンソーシアム広報担当の谷相貴美です。
ついに明日からは12月ですね。今年も残すところあと僅かとなりました。
忘年会など、飲む機会が増える方も多いかと思いますが、みかんなどを食べて
風邪など引かれませんように。元気に過ごしましょう^^
コラム『中国のオープンソース事情』では、シャープがなぜ"素"のAndroidで
はなくTapas OSを採用したのかを中尾氏がわかりやすく説明しています。どの
OSを採用するかで今後のビジネス的狙いが少し垣間見えて、非常に興味深いで
す。ぜひ、ご一読ください(^^)
また、最新OSS関連情報については、Linux Foundation様の『Today's Linux』
がオススメです(^^)/私も毎朝チェックしています♪
http://jp.linux.com/todays-linux
#作成しているのは、当団体の副会長である吉田氏です!!
それでは、今回のお知らせとご報告です。よろしくお願いいたします。
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◇◇ CONTENTS ◇◇
★ 会員さまからのお知らせ
★ 連載コラム 第4回『中国のオープンソース事情』~モバイルOS~
★ OSSコンソーシアムの活動についてお知らせ
★ コラム:Rails技術者認定試験、いよいよ始動!新しい試みとその戦略展開
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□ 会員さまからのお知らせ
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◎経費削減、アシスト+OpenOffice.orgセミナー@12/2大阪
詳細:http://www.ashisuto.co.jp/solution/oss/index.html
◎Ruby技術者認定【Gold】試験解説セミナー
~増井雄一郎氏によるRubyの最新動向とテクニカルオーバービュー~
詳細:http://www.ruby-assn.org/ja/releases/20101217ruby_seminar.pdf
◎『見込み客獲得』マーケティング術策(有料セミナー)
詳細:http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_11015.html
◎スマートフォンアプリ開発講座拡充、iPhoneアプリ開発講座開設
詳細:http://www.osscons.jp/modules/member_ad/details.php?bid=23
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□ 連載 第4回『中国のオープンソース事情』~モバイルOS~ 中尾貴光 氏
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皆さん、こんにちはAnhui OSSの中尾です。
前回はAndroidの派生製品として中国移動(チャイナ・モバイル)が展開す
るOphoneを取り上げましたが、中国市場でのAndroid派生製品はこれだけでは
ありません。
今回は点心操作系?(以下:点心OS)社というベンチャー企業が開発したAndro
id 2.1をベースにしたTapas OSを紹介したいと思います。
Tapas OSは今年の9月9日にシャープが中国市場で発表した2機種のスマート
フォンに搭載されるということで、一気に注目が集まりました。
でも、なぜ中国でも携帯電話市場でそれなりのポジションも確立しているシ
ャープが創業間もない会社のOSを採用したのでしょう。いくらベースが同じと
はいえ、日本でAndroid端末を提供しているのだから、連携やノウハウ共有の
ためにも"素の"Androidを採用したほうが効率的ではなかったのか?などの疑
問も湧きましたが、その答えはすぐに見つかりました。
実は、このTapas OSを開発した点心OS社は前Google中国総裁で現在はインキ
ュベーション会社を設立した李開復氏が投資をして共に推進していました。
李開復氏はGoogle中国の総裁を離職後もインキュベーション会社を設立する
傍ら、講演、執筆、出版などで活躍する中国インターネット業界の中心人物の
1人です。インキュベーション会社でも点心OS社の他、Android系を中心とした
アプリケーションストアや、SNSサービスを提供する会社に投資を行って、モ
バイルとサービスの融合や推進を図っていこうとしています。この点にシャー
プも魅力を感じ、今回のTapas OS提供に行き着いたものと考えます。
しかし、実際には10月発売予定と当初は言われていましたが、執筆時点(11
月25日)では、まだ2機種とも市場には出まわっていないようです。何らかの
理由で出荷が遅れているのでしょう。
その他、Tapas OSのプロモーションビデオや搭載スマートフォンの情報などを
ご覧になりたい方は以下からご確認いただけます。
http://anhuioss.blog13.fc2.com/blog-entry-354.html
次回は、Androidをベースとしたもう1つの派生製品、中国聯通(チャイナ・ユ
ニコム)が提供予定のUphoneについて紹介したいと思います。
◎中尾貴光氏について
日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケテ
ィング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業
モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。
2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門
企業の安徽開源軟件有限公司を設立。現在も中国でAndroid、Linuxを中心にOS
S業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。
【ブログも好評連載中!!】
☆Open Source News in China(中国OSS業界動向の全般)
http://opensourcechina.blog92.fc2.com/
☆Android/OPhone雑記(Androidを中心とした中国のモバイル業界動向)
http://anhuioss.blog13.fc2.com/
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□ OSSコンソーシアムの活動についてお知らせ
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OSSコンソーシアムでは、現在下記5部会が活動中でございます!!
今月の部会は、恐らく忘年会がセットかと思います。
参加される皆様、ほどほどにお願いいたします(*^_^*)
・セキュリティ部会 http://www.osscons.jp/modules/i_security/
・組込み部会 http://www.osscons.jp/modules/i_embedded/
・ソリューションビジネス部会 http://www.osscons.jp/modules/i_service/
(次回:12/16(木)@品川)
・CMSビジネス部会 http://www.osscons.jp/modules/i_cms/
・ビジネスアプリケーション部会 http://www.osscons.jp/modules/about/
(次回:12/1(水)@川崎)
部会活動につきましてはOSSコンソーシアムWeb( http://www.osscons.jp/ )
の右側『部会&セミナー情報』よりご確認いただけます。
興味がある部会にはぜひ一度ご参加頂ければ幸いです!!
ご不明な点などありましたら、お気軽にお申し付けください。
**************<部会参加方法>*************
メールにて受け付けております。
■件名:「○○部会参加申込み」
会社名(学校名):
部署名(学科名):
氏名:
ふりがな:
電話番号:
E-Mail:
種別:ビジネス(理事・一般)会員/ビジネス準会員/ユーザ・賛助会員/非会員
上記内容を記入の上staff(at)osscons.jpまでお申し込みください。
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□ 単発コラム Rails技術者認定試験、いよいよ始動!!
□ 日本初の新しい試みとその戦略展開とは?? 吉政忠志 氏
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先日、アイティメディア様(@IT様)と顧問先の翔泳社関連会社のアールラー
ニング様と共同で以下の記者説明会を行いました。私はこの新団体で事務局長
を担当することとなりました。
・Rails Hub(@IT内Railsの技術ポータル)の発表
・Rails技術者認定試験とその運営母体の発表
何気ない、新資格と新ポータルサイトの発表にみえてしまうかたも多いと思う
のですが、実は、@IT様というメディアがIT資格の運営に参加することは国内
初の試みになります。また、同時に一切紙の出版を行わないという試みも恐ら
く民間のIT資格としては国内初の試みだと思います。
何故、今回、このような方法をとったかというと、Railsのバージョンアップ
が非常に速くなることが予想されており、その為にはRailsのバージョンが落
ち着くまでは、紙媒体での出版を止め、メディアの告知力の支援を受ける必要
があると考えたからです。これにより、運営としてはRailsのバージョンアッ
プが速くなっても、ローコストで運営ができると思います。
Ruby on Railsは国内で既に約30万人ほどの技術取得希望者がいるため、その
方々の支援を早々に行うべく、本企画が始動しました。
この考えに基づいて企画を進めているRails技術者認定試験ですが、今回は強
力な助っ人様にご支援を頂くこととなりました。その方とは前職の同僚でもあ
る増井雄一郎氏(米国を拠点においている方)と松田明氏です。松田明氏は日
本におけるRailsの第一人者であり、実力者です。この方は当初コネクション
がなく、ほぼあきらめていたのですが、@ITの西村副変数長のコネがあり、今
回ご参画いただけることになりました。
コミュニティの松田氏、増井氏、メディアの@IT様、ビジネスのアールラーニ
ング様による共同プロジェクトです。現時点では非常に良いフォーメーション
になったと思います。現在、国内で80弱の民間IT試験があり、そのほとんどが
合格者2000名に達していません。そんななか、試験開始から3年で1万人の受験
者を目指す同試験の今後の動向に是非ご注目下さい。
※詳細は以下の報道発表をご覧ください。
http://www.r-learning.co.jp/news/20101119/railscp.html
※※※※※ メルマガへの単発コラムの募集について ※※※※※
『OSSコンソーシアム』では皆様からITに関するコラム(特にOSSやLinuxなど)
を募集しております!技術的なものからビジネス的なもの、またはこのような
IT業界にいる方にとって役立ちそうな雑学コラムまで幅広く募集をしておりま
す。ぜひ、皆様が持っている知識をこの場で披露頂ければ幸いでございます。
応募いただいたコラムはOSSコンソーシアムのメルマガやWebで掲載いたします。
応募方法は下記をご参考ください。皆様の原稿をお待ちしております!
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宛先:staff(at)osscons.jp OSSコンソーシアム事務局
件名:メルマガ掲載コラムの応募
必要事項:お名前※原則、掲載いたします、所属(会社)名、メールアドレス
・コラムについて
600文字程度のコラム
(それ以上の場合は「続きはWebから」としてWebにて全文掲載いたします)
タイトル必須
テキスト形式やPDF形式、またはメール本文に直接記載でも問題ございません。
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応募頂きましたら、追って事務局よりご連絡させていただきます。
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□ 編集後記
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今年は、PHP、Ruby、Railsの3つの認定試験に関わることとなりました。これ
ら3つともライト・ランゲージと呼ばれる分野です。業界全体のコストを下げ
るために、ライト・ランゲージが有効であると考え、積極的に支援していくこ
とを決意いたしました。今後の活動に是非ご注目ください。(吉政)
OSSは、よくライセンス問題が取り上げられているような気がします。ですが、
個人的にはそれほど問題になるような所ではないと考えています。利用する上
で不安に思うことがあれば、その開発プロジェクトに確認すれば良いことです。
「このような利用の仕方は良いだろうか?」と。(多くのOSSプロジェクトでは
MLや個別問い合わせも可能かと,,,)OSSのライセンスは「こんな風に使って欲
しい」「こんな使い方はやめてね」といった思いが形になったものであり、そ
の思いに沿った利用をすれば良いのだと思います^^いかがでしょうか。(谷相)
★…☆…★…☆…メルマガへの感想をお聞かせください…★…☆…★…☆…★
OSSコンソーシアムでは、会員様同士の情報共有化など、メルマガを通してお
役に立ちたいと存じます。メルマガに関しまして、ご意見・ご要望等ございま
したら、ぜひお寄せください。
staff(at)osscons.jp
皆様からのご意見、お待ちしております。
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※ 掲載記事は、原文のまま転送・転載して頂いて構いません。
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発行人:OSSコンソーシアム 副会長 吉政 忠志
編集長:OSSコンソーシアム 事務局 谷相 貴美
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