先日、「
.NET Core 3 DesktopPackへの移行対応をしてみた。」でも言及しましたが、「WPFよりWinFormsのほうが100倍関心を持たれてる。」らしいですね。「WPF」は非常に良く出来ているのですが、以下に書いたように、「難しい」んですよね。
その難しさがエンドユーザーに役立つものであれば、「当該ドメイン」において、もう少し、普及したんだと思いますが、残念ながら、そうではなかったと思います(業務系で実装する機能の範囲では「Windows Forms」と大差が無かった)。
...で、以降、WPFと同様のXAML-basedのUIサブシステムとして、「Silverlight → WinRT → UWP」などが出てきましたが、いずれも、「弊界隈のセグメント&ターゲット」においてはダメだったように思います(以下、弊界隈の良記事です)。
...なんとなく、スマホでシェアをとれなかったWindowsに対するニーズって、「デスクトップの使い勝手の良さ。」なんだと思いますが、「Silverlight → WinRT → UWP」は、ソコにフォーカスしていないので、まぁ、XAMLに更に輪をかけてダメですよね。
5年以上前に、Azure Stackを素組しちゃう某オジサンと、Visual BasicのRAD(D&D → DoubleClick → EventHandler実装)が登場した時のインパクトを話したりしたことがあるのですが、結局、「弊界隈のセグメント&ターゲット」における、今の各種UIサブシステム、「インパクトが足りない。」と言う事なんじゃないか?と思ます。
...で、もう一つのコンテキストとして、「Silverlight」のようなクロスプラットフォーム性の件があるかと思いますが、これは、エコシステム的な意味でダメでした。やっぱ、クロスプラットフォーム性があるものは(、Visual Studioなどで)、ロックインしちゃダメなんだな(故に、最近は、Visual Studio Codeに主軸が移って来ている)。...と、言う事で、なんだかんだで、以降、マイクロソフトはクロスプラットフォームなUIサブシステムとしては(、モバイルに限定されていますが)、「Xamarin」しかリリースしておらず、こちらも、「
こんな感じ」だと思います。
そんな中、「React Native for Windows」が「UWP」にとって代わりそうな雰囲気も出てきていますので、モバイル界隈の「Xamarin」も、「React Native, etc.でイイんジャン?」なんて言う話になるような気配が出て来ている気がします(コレについては、進展があれば後日、詳細に書くかもしれません)。
しかし、Windowsに対するニーズが「デスクトップの使い勝手の良さ。」だとすれば、「React Native (for Windows)」等が「Windows Forms」のセグメント&ターゲットと競合する。と言う事は、ホボ、無いでしょう。そういう意味で、競合せずに双方伸びる可能性があり、組み合わせとしてもイイ気がします。
https://www.osscons.jp/jov6xp88f-537/
Blazorは来ない気がします。
(あくまで個人的な予想ですが)