2011年8月5日(金)にOSSコンソーシアム東海支部が設立しました。
その記念セミナー「オープンソースソフトウェア活用事例の最前線」に呼ばれましたので、講演してきました。
なんと、1日の内に会場を移動して、2回講演するというすごいスケジュール!
移動の電車、間に合わなかったらどうするのよ。(笑)
そんな超・詰め詰めスケジュールの最初として、豊橋駅に到着。
写真は左はOSSコンソーシアム事務局長の株式会社マインド 屋代さん。
右はOSSコンソーシアム東海支部長の杉本さん。
1つ目の会場、豊橋サイエンスコア。
ビル内部の壁でロッククライミングできそうなんて思いながら、会場へ。
クライミングが好きなんですよ。w
OSSコンソーシアム東海支部のご案内
まずは、OSSコンソーシアム東海支部長の杉本さんより、OSSを取り巻くビジネスの状況やOSSコンソーシアムの活動について、紹介して頂きました。
OSやWebサイト、業務アプリやオフィスソフトまで、オープンソースが大きく広がっていることを、IPA様の資料を引用しながら説明して頂きました。
Linuxがオープンソースなのはもうみなさんご存知ですが、オープンソースのCMSも実績が増えています。島根県から生まれた島根CMSやGeeklog、また勤怠管理のオープンソースMosPも紹介されてました。
クライアントアプリとしてはマイクロソフトオフィスとの互換性があるOpenOfficeの説明がありました。
本当にいろんな分野にオープンソースが利用されていますね。
また、不況になっても、OSS関係の案件は金額、案件数の両方で伸びていた。というのも、元気がでる話でした。
開発案件をCMSで行うメリット
次に、OSSコンソーシアム CMSビジネス部会リーダーの永原より、オープンソースCMSをフレームワークにして、業務アプリとしてサービスを提供したり、開発できますよ。という話をしました。
CMSというと、ウェブサイトの管理をイメージするようですが、私はウェブサイトではなく業務アプリに利用することが多いです。
具体的には企業内のイントラネットやコミュニティを構築しています。
ソフトウェアはいろいろありますが、私はネットコモンズをよく使うので、ネットコモンズを利用したシステム事例をいくつか紹介させていただきました。
最近のオープンソースCMS はすごくよくできていますよね。
純国産OSS MosP勤怠管理V4
最後はOSSコンソーシアム事務局長の屋代さんより、勤怠管理のオープンソース、『純国産OSS MosP勤怠管理V4』を紹介頂きました。
勤怠管理のオープンソースなんて、すごく珍しいですよね。
なぜ、企業のソフトウェアをオープンソースにしたか、など、興味深いいきさつなどをお聞きすることが出来ました、
また、MosP のメリットの一つでコメントが日本語である。というのはすごく受けました。でも、正直なところ、助かりますよね。(^^)
参加者数
豊橋会場で16名、浜松会場で23名、参加して頂きました。
頂いた質問などやご意見など
・CMS というとウェブサイト構築と思っていたけど、他にもイントラの構築とかも出来ると知ってイメージが変わりました。
・コンサルタントをやっているので、自分の業務の中で使えそうだと思いました。お客様に提案してみたい。
・ユーザーにオープンソースってどう説明しているんですか?
=> ソフトウェアを売っているのではなく、サービスの提供と考えているので、オープンソースを前面に説明しているわけではないです。
ただし、使っているソフトはオープンソースなんです。ということは説明しています。
セミナーの後は関係者や来場者などで、楽しくビアガーデンで懇親会させて頂きました。
新幹線に乗る前に食べた鰻もすごくおいしかったです。(^^)