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2018/10/15

本質的なエンジニアリング・ツール?テンプレートについて再考する。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 前回投稿したFrontendTemplateリポジトリで、コレ(FetchData)を参考にコレ(CrudSample)を実装したんですが、わりと雰囲気で実装ができたので「やっぱりテンプレートって効果的だよなぁ。」と言う事を思い、ちょっと今回の記事を書いてみました。

 本ページのコンテキスト(文脈)中での「テンプレート」とは、大方こんな感じのモノ(↓)の事を指しています。



 実際にやってみると、特に項目移送処理(≒ UIとDB間のデータのIO処理)は、テンプレートに実装されている基本的パターンをコピペして、入力項目、項目移送、出力項目を変えるダケで実装できます(下位スタックの構成も完了しており、疎通が通っているので、それを信頼して作業ができる)。

 これは、古くから言われている「一括外注やオフショア開発では、サンプル実装を提示するとプロジェクトがわりと上手く行く。」と言う「経験則的都市伝説」の裏付けになったと思います。

 ...と言う事で、あらためて「やはり、テンプレート重要」と思い直したんですが、よくよく考えると、一応、「標準化は品質管理のバックボーンを持つ」ていることもあり、そもそも、「テンプレートは、本質的なエンジニアリング・ツール」と言えるのかもしれません(と、「知識継承 → 知識移転」に課題があることが露呈してしまいましたが、これについては、また後日、何処かで書きたいなぁ。と思っています。)。

 ...しかし、こう考えると、一般的なアプリケーション開発で重要なのは、アプリケーション基盤やシステム基盤の開発と、業務知識になってくるので、キー・パンチャー(死語?)とか、PG / コーダーと言われる仕事の待遇は、あまり良くないかもしれないので、なるべく早く、次のキャリアパスを考えたほうがイイと思います。これについては、また、次回に書きたいと思います。

 なお、この作業ログは、前回の続きで、以下にまとめてあります。


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