前回(.NET開発基盤部会の方向性について)に引き続き、第10回総会(7月2日(月)予定)も差し迫ってきたので、そろそろ、「2018年度、部会活動計画」について書いておきます。
2018年度の「
開発基盤部会」の活動の
テーマは、
- 開発環境をもっとオープンに。
- サーバー側は、
ASP.NET Core on Linux(Docker)でDevOps可能な構成に。 - クライアント側は、
Node.js系のCLIツールにシフト。
- クロス・プラットフォームを実現する、Platforms & Tools上で
- OpenID (OAuth2 / OIDC / Financial-API)の認証技術
- スマホの Frontend & Backend アプリケーション開発技術
の研鑽を積む。
と言う方向で考えています。
また、コレに伴い、弊部会の
ポリシーを以下のように設定してみました。
もっと、自由にインテグレーションしたい。
- インテグレーション技術でエンドユーザに対して価値提供する。
- 多様なプラットフォームをサポートするテンプレートを開発する。
- 自ドメインに適合しなければライブラリからサーバまで造る。
- オープンなプロトコルのリファレンス実装をしロックインを外す。
「なるべく造らない」という姿勢は重要ですが、ITビッグ5のプラットフォームを使うだけでは適合しない & 解らない所があるので、上記のようなトコロは重要だと考えています。
「技術のコモディティー化で専門家の価値は下がり、複数の専門領域を有するバーサタイリストが重視されるようになった。」という分析があるようですが、これにも合致すると思います。
余談ですが、.NET Core で、いよいよLinuxデビューになります。
そもそもOSSコンソーシアムは、Linuxコンソーシアムの後継団体なので、今迄、Windowsユーザの弊部会は、場違い感がありましたが、.NET Core も 2.0 - 2.1 になり、Open棟梁のLinux対応も、おかげさまで順調に進んでいます。
今後、
Linuxや
Docker上での動作検証も本格的に始まりそうで、OSSコンソーシアムの方にも馴染む頃かもしれません。
部会トップページを更新しました。