最新情報:
昨日、Open棟梁 v02-50 のリリースで、
以下のようにアナウンスしましたが、
v1.0系の「エンタープライズ・システム開発基盤」についてはメンテナンス・フェーズにシフトしていく予定ですが(、今の所、マイグレーション・パスの存在しないWebFormテンプレートを除いて)、スタックは枯れて安定しているので、従来型のSI案件向けには、新規採用も問題ありません(得意・不得意の分野については
コチラをご参照下さい)。
Open棟梁
v1.0系の「エンタープライズ・システム開発基盤」の新規採用、マイグレーション案件では、以下の点に留意して採用して下さい。
- .NET Framework 案件
- v02-50で、.NET Framework 4.8 に対応しました。
- .NET Framework 4.8 自体も ≒ メンテナンス・フェーズとなっているので、.NET Framework 4.8 が EOLとなるまで、「既存システム一式のコンバージョン移行」、「Open 棟梁のバージョンアップ込みのバージョンアップ移行」の各マイグレーションは安定して可能と思います。
- .NET Core 案件
- v02-50で、.NET Core 3 に対応しました
(ちなみに、.NET Core 2にはv02-30で対応)。 - 「Windows Desktop Packsへの対応」(Windows Forms、WPF)に関しては、2020年4月にリリース予定の v02-60 での対応を予定しています。
- なお、ASP.NET WebForms に関しては、
- .NET Core への対応予定が無いので、.NET Coreを前提とした場合の、ASP.NET WebForms の新規採用は不可です。
- 新規採用の場合は、WebFormsではなくMVCを採用した方が無難だと思います。一般向けにWebFormsの代替として提案されているBlazorは「SPAフレームワーク」であり「業務系アプリケーション」への適合度合は未知数です。
- 既存移行の場合は .NET Framework 4.8 版を使用してマイグレーションして下さい。
- 2020年11月にリリースが予定されている.NET 5 は、.NET Core ベースになります。Open 棟梁 v1.0 の .NET 5 対応はコミュニティ・ベースで対応予定です。
Open棟梁は、初回リリース(2007年)から10年以上の歳月が経過していますが、「業務系アプリケーション」の開発技術として、大きなパラダイムシフトも起きておらず、そして、今後も起きる見込みは無さそうなので、特に問題なく、引き続き利用して頂けるかと思います。
また、Webサービス開発基盤は v2.0 として開発中、IoT / ビッグデータ / AI 対応は、v3.0 での対応を予定しています。ソフトウェアの目的や技術も多様化していますので、必要に応じて、目的に合ったアーキアーキテクチャ、フレームワーク等を採用して下さい(
ご参考)。
<参考>