OSS Consortium


 

日本語 | English
Top > お知らせ

お知らせ

お知らせ >> Article details

2011/11/28

OSSコンソーシアム NEWS vol.029

Tweet ThisSend to Facebook | by Web
■□━━━━━━━━━━━━━━━━□ http://osscons.jp/ 2011/11/28
□     --- OSSコンソーシアム NEWS vol.029 ---
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
こんにちは。
OSSコンソーシアム広報担当の谷相貴美(たにあいきみ)です。

クリスマスのイルミネーションが話題に上がる季節がやってきましたね。
今年はてっきり節電の影響で少なくなるのかなと思っていましたが、どうやら
様々な工夫で消費電力を抑えて実地されているようです。
(なんと、東京タワーは昨年比約42%削減とのことです!)

逆境の中、世界一になったスパコンの「京」もそうですが、日本の技術力は素晴らしいですね。

今年も残すところあと僅か、当コンソーシアムでも皆さまのお役に立つよう
な「最新情報」をお届けしたいと、急遽、BSD関連のセミナーを開催すること
となりました!詳細は、下記コンテンツをご覧ください(^^)

また、第八回となる「オープンソース物語」では、OSSビジネスモデルについ
て岡本克司氏よりコラムも寄稿頂いています!ぜひご一読くださいませ♪

それでは、今回のお知らせとご報告です。よろしくお願いいたします。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
http://twitter.com/osscons セミナや部会、OSS関連の最新情報をお届け♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇ CONTENTS ◇◇
★12/1(木)「LinuxからBSD。OSS組み込み新時代」第4回セミナー開催のご案内
★「オープンソース物語」第八回、OSSビジネスモデル【執筆:岡本克司氏】
★ 会員さまからのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
□12月1日、LinuxからBSD。OSS組み込み新時代第、4回セミナー開催のご案内
■+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
OSSコンソーシアム組込み部会 第4回セミナー開催のご案内
「LinuxからBSD。OSS組み込み新時代」

 同セミナーは、OSSコンソーシアムの組込み部会の主催で開催し、
 OSS かつ GPL ではない高機能OSである BSD の最新情報が得られます。

 Linux等で OS層、ネットワーク層では、差別化ができず、
 低付加価値な価格競争に巻き込まれている方には必見の内容です。

 OSSコンソーシアムでは、組込み分野でのOSSの普及及び、
 今後の更なる拡大をはかるべく、OSSの啓蒙を推進してまいります。

 1.開催日時  2011年12月1日 13:30~17:00 (13:00受付開始)
 2.開催場所 株式会社日立ソリューションズ様 20Fセミナールーム
東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル

 3.開催内容
 ◆講演1
 「LinuxからBSD。OSS組み込み新時代」
 【講演者】竹岡氏 (株式会社アックス)

 ◆講演2
 ★「組込みNetBSDについて(仮)」★
 【講演者】上林氏 (株式会社トンビ)

 ◆ 組込み部会員の製品紹介/組込み部会のご紹介
 【講演者】 (組み込み部会員企業か組込み部会リーダー)

 4.費用 無料

<お申込方法>
 下のWebページのフォームによる事前申込制とさせていただきます。
http://www.osscons.jp/modules/inquiry/index.php?form=20111201

詳細
http://www.osscons.jp/modules/seminar/index.php?storytopic=1

□+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
□ 第八回 オープンソース物語、OSSビジネスモデル
□ 執筆:株式会社ジービーエー 代表取締役 岡本克司氏
■+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

OSSビジネスモデル

オープンソフトウエア(OSS)のビジネスモデルは、たびたび取り上げられて
きている。これまでのモデルは保守サービスやシステム構築、セキュリティ検
証、性能検証サービスなど広範囲にわたる。ビジネスモデルは、ことOSSに限
ったことではない。ビジネスモデルの定義は、「儲けを生み出すビジネスのし
くみ」。ビジネスモデルの3要素とは、「顧客」「価値」「経営資源(チャネ
ル、ノウハウなど)」とある。それぞれの項目をOSS的に考えてみると以下と
なる。

1.「顧客」:顧客を考えることは、切実なニーズを見つけ出すこと。Needs=
 Problem not solution. 例えば、TCOの削減やセキュリティー確保、ライフ
タイムサイクルに合わせた継続的なサポートなど。

2.「価値」:お客様が評価する価値とは、圧倒的な知見やベンチマーキング
指標を提示することで差別化を図った経験知識そのものが価値となる。

3.「経営資源」:お客様の環境に合わせた複合製品の結合環境やカスタマイ
ズを含めたライフタイムサポート環境、システムの経年変化に追随した知見の
提供など。

私自身の経験からOSS製品やサービスを扱う上での4つの競争力の方向性を考え
てみた。

1.ソフトウエアデザイン:顧客の課題解決に必要なシステム設計、検証
技術の獲得
・言い換えると、包括的で実践的な提案をシステム全体をデザインする視点で
考え、それを検証する技術を有し、検証で見つけられた課題を解決できるか。

2.ソフトウエア部品:実証されたソフトウエア部品やツール群の獲得
・実証された精度の高いソフトウエアコンポーネントをどれだけ持っているか、
ツール群を使って効率的にサービスを提供できるか。

3.アライアンス:競争領域を分担出来る企業の獲得
・自社の得意領域以外は、アライアンスを柔軟に組むことで課題解決を迅速に
できるか。

4.インダストリーソリューション:産業別に特化した統合製品を供給
・産業別に実証、検証したソリューションを統合化した形態で提供できるか?

OSS導入の最大の障害は人材不足と言われているが、そもそもコア技術に精通
したエンジニアを育成しなくなっている。従来のビジネスモデルが成り立たな
くなっているからだ。OSS製品の利用でお客様の利益は拡大している。知見を
評価する仕組みを含め、再度ビジネスモデルを考えてみてはどうだろうか?

◎岡本克司
株式会社ジービーエー 代表取締役 岡本克司(おかもと かつじ)
Solaris、Javaのマーケティングなど外資系リーディングカンパニーでのマネ
ジメントを歴任、超分散と超集中環境が融合するクラウドに対応したデバイス
を事業領域として革新的な製品とサービスを提供しています。www.gbac.co.jp

□+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
□ 会員さまからのお知らせ
■+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
◎LPIC資格取得を予定している方必見のセミナー(LPI-Japan)
http://www.osscons.jp/modules/member_ad/details.php?bid=80
◎12/15、OSSのMosP勤怠管理V4機能解説セミナー(無料)
http://www.osscons.jp/modules/member_ad/details.php?bid=79
◎助成金を利用したIT技術者の為の人材育成セミナー「給与計算を基礎から学
び、MosP給与システムの導入コンサルタントを目指そう!」
http://www.osscons.jp/modules/member_ad/details.php?bid=78
◎12/14、Ubuntuのエンタープライズ・サポート「Ubuntu Advantage」セミナ
http://www.osscons.jp/modules/member_ad/details.php?bid=77
◎11/29、安全なアプリケーションの実装を徹底解説
http://www.osscons.jp/modules/member_ad/details.php?bid=76

その他、Webにて掲載中 http://www.osscons.jp/modules/member_ad/
□+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
□ 編集後記
■+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
最後までお読み頂きありがとうございます!!

先日開催された組込み部会女子部のハンダ勉強会、ご協力頂いたアキバNET館
さまの方がすでに当日のレポートをUPしてくださっていました(^^)/
半田ゴテ勉強会(第4回)
http://akibanet-kan.com/seminar/repo20111123.html

いやあ、素敵ですね。これぞ、まさに組込み女子ですね!
私は今回も参加出来ず、、、三度目の正直で次回こそ参加で(>_<)

前回のレポートも発見してしまいました♪
半田ゴテ勉強会(第3回)
http://akibanet-kan.com/seminar/repo20110910.html

次回のハンダ勉強会では何を作るのでしょうかね。
(ロボット的なものとかも作れるんでしょうか?)
ハンダ経験は、中学校の工作の時間にラジオを作っただけですが(^^;)
ラジオも聞けて、懐中電灯にもなる優れものでした!
(記憶が正しければ、やけどをした記憶も。。。大丈夫でしょうか!?)

開催が決まりましたら、このメルマガでもお知らせいたします!
どうぞお楽しみに。

それでは、次号も宜しくお願いいたします(^o^)
★…☆…★…☆…メルマガへの感想をお聞かせください…★…☆…★…☆…★
OSSコンソーシアムでは、会員様同士の情報共有化など、メルマガを通してお
役に立ちたいと存じます。メルマガに関しまして、ご意見・ご要望等ございま
したら、ぜひお寄せください。
staff@osscons.jp
皆様からのご意見、お待ちしております。
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
※ 掲載記事は、原文のまま転送・転載して頂いて構いません。

■OSSコンソーシアムカレンダー
http://www.osscons.jp/modules/calendar/index.php

■配信に関するご案内■
メールマガジン全般に関して
http://www.osscons.jp/modules/mail_magazine/

登録解除
http://www.osscons.jp/modules/mail_magazine/index.php?content_id=3
登録変更
★staff(at)osscons.jp★まで送付変更先アドレスをお伝えください。

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
発行人:OSSコンソーシアム 理 事 杉本  等
編集長:OSSコンソーシアム 事務局 谷相 貴美
Copyright(C)2011 OSS Consortium. All rights reserved.

09:29 | メルマガ