前回言及したように、大手の「見せ筋」のクロスセル、あるにはあるんですが、将来的には内製方向に行きそうですね。理由は以下。
- 限界受託案件。
- ここ20年で大分スタックしたフェーズゲート・システムですが、コレ以上のスタックは難しく、斜陽に差し掛かった感ある。
- 収益性の低い受託は投資できないので、受託に適合した技術は出てこない(SIとの垂直統合プロダクトも死滅しましたし)。
- で、顧客がスクラッチ開発「ウザッっ。」て思って止めるじゃないですか。体力ある所は内製するじゃないですか。で、→ エッスアイアー、ピンチみたいな構図に。
- 内製化の波が来る。
スマホ・クラウドも十年かけて浸透しているので、現実にトランス・フォーメーションってのはあるんですよね。- サプライサイド(ベンダ)都合の変化
幹部からも末端からも、世間一般のマーケティング結果に近い予測は(、かなりツッコんで聞けば)、出てくるんですよ(受注外のニーズ、作業寄与外のニーズみたいな)。...何故なら、「ロックイン型&作業寄与型の事業が、そろそろ本質的な問題となってきた。」...と言う事に、感が良い人は、気が付き始めているので。 - クロスセルも長続きしない?
- クロスセルも「その、ルート営業の延長上の営業スタイルではちょっと...。」みたいな話はありそう。
- 内製化が進むと、エンジニア自体が解ってるからし、大手の解ってないルート営業の話を聞くのが辛いし、小さな販社から買っても同じだし。
- 項目移送おじさん
「項おじ」は「配管工」にリファインされるんじゃないでしょうか?でもエッスアイアーは何にリファインしたらイイんでしょうか?答えは、コチラに書いたように、ビック・アカウント向けのコンサルティング、DX系のソリューション・メニューの新設などでしょうか?
まぁ、こう書くとアレですが、最近の私の芸風は「悲観の先は楽観」です。コレは、「一度、落ちると道が開ける。」の意味です(≒ 人事を尽くして天命を待つ)。なので、「見せ筋」に注力しているうちに(、会社が潰れて無くなってなければ、転職活動なしで、そのまま)、長いトンネルを抜けられる。と言う事ですね。