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2012/07/01

【メルマガ】自社システムをOSSにし、新規ビジネスを展開した事例

Tweet ThisSend to Facebook | by 事務局

■□━━━━━━━━━━━━━━━━□ http://osscons.jp/ 2012/6/28

□     --- OSSコンソーシアム NEWS vol.037 ---

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こんにちは。
OSSコンソーシアム広報担当の谷相貴美です(^^)/

梅雨真っ只中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、週末などに少し足を伸ばして紫陽花めぐりを楽しんでおります♪

そんな恵みの雨ではございますが、当団体の総会開催日(7/5)は晴れますよう、
てるてる坊主を作って万全の体制で臨みたいと思います!

総会では、デスクトップをLinuxにする移行事例や基幹システムでのOpenCOBOL
活用方法のセミナーもございます。当日は、講師の方にもご参加いただき懇親
会(2000円)も開催いたしますので、ぜひご参加いただければと思います。
詳細は、下記コンテンツを参照くださいませ。

今号では、そんな総会のご案内をはじめとし、自社システムをOSS化すること
で新しくビジネスを立ち上げたマインド屋代氏のコラムも掲載しています。

また、連載コラムではPHP技術者認定機構の吉政氏に「PHP技術者認定試験学
割」についての思いを寄稿いただきました。

どちらも、とても熱い思いが伝わってきますので、ぜひご一読いただければと
思います。

それでは、今回のお知らせとご報告です。よろしくお願いいたします。
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http://twitter.com/osscons セミナや部会、OSS関連の最新情報をお届け♪
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◇◇ CONTENTS ◇◇
★ 6/28(本日開催)、第3回「CMSインサイド」 Geeklog 2.0の世界

★ 7/5、OSSコンソーシアム第四回総会についてご案内(無料、懇親会:2千円)

★「オープンソース物語」第15回、業務アプリ「MosP」の誕生とこれから
(株式会社マインド 屋代 和将氏)

★ 連載コラム『OSS開発者の市場動向と人財育成について日本と海外の比較』
学生サンには原価で提供したい ~PHP技術者認定試験学割プログラム~
(PHP技術者認定機構 吉政 忠志 氏)

★ 会員さまからのお知らせ
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□          第3回「CMSインサイド」 Geeklog 2.0の世界
□      ~スマートフォンとレスポンシブ・ウェブ・デザイン~
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本日(2012/06/28 16:00~)、「OSSコンソーシアム CMSビジネス部会」が運
営する、CMSの機能を徹底比較するセミナーが開催されます!

WEB制作者/担当者の方がCMSの選定をする際の参考資料としていただく事を目
的としていますので、ご興味がある方はぜひご参加くださいませ。

●Geeklog Japanese代表でもある今駒様にGeeklogの新バージョン"2.0"の豊富
な機能をたっぷりご説明いただきます。

●Geeklogの機能についてさらに深く知りたい方、Geeklog2.0に追加された機
能にご興味がある方、他のCMSを使っていてGeeklogに何ができるのかを知りた
い方等々、CMSに興味を持っている方ならばどなたでも結構です。ふるってご
参加ください。

詳細/申込 : http://atnd.org/events/29921
会場 : イタリア文化会館10F コーチAホール (東京都千代田区九段南2-1-30)
http://www.cb21.co.jp/company/access
参加費 : 無料

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□ OSSコンソーシアム第四回総会について【2012年7月5日(木)開催】
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2012年度の総会日程が決定しましたので下記の通りお知らせいたします。

総会では

「オープンソースで実現する次世代企業システム 
~ノウハウ満載!デスクトップもCOBOLも~」

をテーマとしたセミナーも合わせて開催いたします。

 当日は、デスクトップをLinuxにする移行事例をアシスト社の秋月氏に、基幹
システムでのOpenCOBOLの活用方法をランカードコム社の峰松氏にご講演頂き
ます。

1.開催日時
平成24年7月5日(木) 14:00~17:10(13:30受付開始)
   17:30~19:30(懇親会予定)

2.開催場所
株式会社日立ソリューションズ様 20Fセミナールーム
東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル

3.会場へのアクセス
JR 品川駅より徒歩1分
京浜急行品川駅より徒歩1分

4. 会費 無料
※懇親会は別途有料(2000円)とさせていただきます

詳細/申込み
http://www.osscons.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=57

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□ 第15回 オープンソース物語、業務アプリ「MosP」の誕生とこれから
□ 執筆:株式会社マインド 屋代 和将氏
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MosPの誕生とこれから
-『ソフトウェアのライセンスを売るのではなくサービスの対価を得る』-

8年ほど前、私はマインドに入社しました。当時は10人に満たない常駐開発
だけを行っている会社でした。ただ一つ普通と違うところは、当時の社長が自
分の得てきた業務ノウハウを活かしJavaの勉強がてら人事給与のシステムをこ
つこつ開発していたということでした。その人事給与システムはオープンソー
スを活用しており、「オープンソースがあるから我々零細企業でも容易にシス
テム開発ができるようになった」と口癖のように言っていました。思えばそこ
が私にとってオープンソースの始まりでした。

入社当初の私は、ITについて右も左もわからない状態でした。文系の私は頭を
フル回転させRPGやJavaのプログラムを書いたこともありましたが、案の定効
率は悪く営業に徹していくことになります。
当時、常駐開発の案件はひっきりなしにあり、営業せずとも長年同じ常駐先で
開発案件に携わることができたため、私の仕事は新規のパートナー探しや求人
活動がメインになっていました。

その頃からある疑問がわいてきました。
弊社の常駐案件は、人事給与のコンサルやシステム開発、保守運用、C,C++等
様々な事をやっているが、マインドの特徴って何だろう。
そこで社長が開発している人事給与システムをマインドの特徴にしていこうと
決意しました。

ありがちな話しですが、人事給与システムのパッケージ化も検討しました。当
時のビジネスパートナーにもデモをさせていただきながら、様々なご意見をい
ただきましたが、もちろん市場は飽和状態でなかなかつけいる隙もなくパッ
ケージ販売は断念せざるを得ませんでした。

このまま自社システムとして保守していくのも大変だし、どうしていこうか悩
んでいるときに、社長の「オープンソースがあるから我々零細企業でも容易に
システム開発ができるようになった」とい言葉を思い出しました。
このまま埋もれてしまう資産なのであれば、オープンソースにして少しでも使
ってもらえた方が良いのでは無いか。と考え社長に相談したところ、二つ返事
で承諾をもらいオープンソース化への準備が進んでいきました。
そして2006年9月人事給与システムはMosP(Mind opensource Project)
という名称で国内初オープンソース人事給与システムとしてリリースいたしま
した。

あれから早6年、現在はいろんなお客様にご利用いただけるシステムになりま
した。オープンソースだから利用してくれているお客様、機能がうまくマッチ
したから利用してくれるお客様。理由は違えど我々はソフトウェアを売ってい
るつもりはありません。ソフトウェアを使ったサービスを提供して対価をいた
だいているのです。それを気付かせてくれたのもオープンソースだったのだと
思います。

これからのMosPはお客様に喜ばれる様なサービスが提供できる道具として、1
社でも多くのお客様を支えられればと願っております。
マインドでもMosPを使ったサービスの拡充を進めて行くことで、MosPを更に良
いものにしていきたいと思います。

◎ 屋代 和将(株式会社マインド)氏について
MosPの立上げからずっと関わるMosP Loveなマインドの営業マン。
オープンソースの普及にも奔走するダイエットの方法を知らない33歳。

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□ 連載コラム 
□ 第四回 『OSS開発者の市場動向と人財育成について日本と海外の比較』
□ 執筆:PHP技術者認定機構 吉政 忠志 氏
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学生サンには原価で提供したい ~PHP技術者認定試験学割プログラム~

改めまして。PHP技術者認定機構の吉政でございます。連載四号目の今回は
「学生サンには原価で提供したい ~PHP技術者認定試験学割プログラム~」と
いうタイトルについて述べます。

そもそも試験は誰のために必要なのか?

それは自分の成長を確認したい方、証明したい方にとって必要なのだと思いま
す。スーパーエンジニアの方など、自身が学習した内容をチェックする必要が
無い方には、試験はもしかしたら必要ないかもしれません。そういう言う意味
では、PHP技術者認定試験はこれからの人、これからも勉強を続けていく方の
ための試験です。受験者の皆様は忙しい中で勉強をされているため、PHP技術
者認定試験はいつでもどこでも受験できるように、全国200か所弱に試験セン
ターを持ち、ほぼ1年中試験を実施できるプロメトリック社と契約しました。
お陰様で開始から一年間で500名の方々に受験を頂き、民間IT試験の一年目と
してはまずまずの成果を残すことができました。受験を頂いた皆様、ご協力い
ただいた認定スクールの皆さま、本当にありがとうございました。しかし、受
験者層を確認してみると、学生の受験がほぼなく、その原因が価格であること
を確認しました。

そもそも、PHP技術者認定試験はこれからの人のための試験であるので、これ
から社会人になる学生の方が受験できないのは、問題であると考えました。PH
P技術者認定機構は非営利の任意団体ということもあり、「思い切って原価で
学生には提供しよう!」とメンバーで決めました。しかし、企画を進めるにあ
たって学校法人に在籍している学生をどうやって特定するのかが難しく、学生
証の提示を義務付けると運用コストが上がり学割の金額にはなりません。そこ
で、学校法人の協力を頂く形で、PHP技術者認定機構としては、追加コスト0円
で学割プログラムを実現することができました。これにより学生にはほぼ原価
での提供ができるようになります。ご協力いただいた学校法人の方々には大変
感謝しております。5月28日から始まった新プログラムです。ご興味がある方
は是非以下のURLをご覧ください。PHP技術者認定機構は今後も課題を解決し、
より良いPHPの学習環境を整備してまいります。引き続きご指導ご鞭撻のほど
宜しくお願いいたします。

※PHP技術者認定試験学割プログラム
http://www.phpexam.jp/summary/gakuwari/

◎ 吉政 忠志(PHP技術者認定機構)氏について
PHP技術者認定試験を同機構の理事長として推進する一方で、国産言語である
Rubyビジネスに憧れ、Rubyの普及に少しでも役立ちたいと考え、Ruby技術者認
定試験とRails技術者認定試験も積極的に推進しています。

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□ 会員さまからのお知らせ
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◎【7月6日(金)】開催@東京
http://www.lpi.or.jp/news/event/page/seminar20120706/

◎7/13、第4回Web マーケティング・リレーセミナー
Web訪問者をよりスティッキーにし、再訪のモチベーションを向上させる方法
として注目を浴びているゲーミフィケーションの考え方をご紹介。
http://www.cb21.co.jp/seminar_events/relayseminar/4

◎【7月18日(水)】開催@東京
『大人気企画!9月末までに資格取得を目指そう!LPIC&OSS-DB勉強会』
http://www.lpi.or.jp/news/event/page/seminar20120718/

◎7/19(木)『オープンソース技術解説セミナー』@東京開催
「OpenAMを利用した学術認証フェデレーション (Shibboleth) への参加」
シングルサインオンのシステム構成をデモと共に解説します。
http://www.jp.dell.com/OSS_seminar

◎7/20(金)@東京、UbuntuもWindowsもまるごとADで認証!   
統合認証ソリューション「Ubuntu+PowerBroker Identity Services」
http://www.toyo.co.jp/it/likewise/Ubuntu_seminar.html

その他、Webにて掲載中 http://www.osscons.jp/modules/member_ad/
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□ 編集後記
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最後までお読み頂きありがとうございます!!

冒頭にも書きましたが、最近は週末になると紫陽花めぐりをしております♪

先週行った中で特にお勧めなのが神奈川の妙楽寺さん。

妙楽寺さんは、なんと言いますか「見事」といいたくなるような風景が広がっ
ておりました。一度はぜひ、この時期に訪ねていただきたい場所ですね。

あじさい寺、と呼ばれることもあるそうですが、まさにその通りと納得できま
す。あの景色を、なんと表現していいのか。あじさいが一面に咲き誇っており
ました。

また、ちょうど通り雨があったので、さらに美しさに磨きがかかったのもある
かと思います。

傘を持っていなかったおかげで、お寺の軒下で雨宿りをしながら30分ほどのん
びり丸太に腰掛けて紫陽花を楽しむことができました。

まだ今週末くらいまでは大丈夫かと思うので、お近くの方はぜひ行ってみては
いかがでしょうか(*^_^*)

それでは、次号も宜しくお願いいたします!(谷相)
★…☆…★…☆…メルマガへの感想をお聞かせください…★…☆…★…☆…★
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役に立ちたいと存じます。メルマガに関しまして、ご意見・ご要望等ございま
したら、ぜひお寄せください。
staff(at)osscons.jp
皆様からのご意見、お待ちしております。
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※ 掲載記事は、原文のまま転送・転載して頂いて構いません。
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発行人:OSSコンソーシアム 理 事 杉本  等
編集長:OSSコンソーシアム 事務局 谷相 貴美
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