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2020/03/30

世間の「売れ筋」が、自社事業ドメインにフィットしていない場合の話。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 「マーケティング」の重要性については、前回に書いた通りです。

 今回は、なんとなく、

 「マーケティングで出て来た、世間一般での”売れ筋”が、自社事業ドメインにフィットしていなかった場合の、その後。

 みたいなシナリオを、
 ちょっと考えたいと思います。

 ...と言うのも、「HashiCorp」「Atlassian」「Synopsys」のプロダクトなどを「担ぐ系」が(、生産技術で、色々なツールを見て来た私としては「今更」感が強いのですが)、隆盛し始めている感があったので。

 しかし、世間一般においての「売れ筋」が、

 大手の

  • 事業ドメインにフィットしているとも
  • ペイラインに乗っているとも

 思えないので、

 これは所謂「見せ筋」のラインナップなんじゃないか?と思っていますが、大手が、こういうモノに手を出す程度には無視できない存在になってきたのかも知れません(クロスセルと言えるのかも知れませんが、「その、ルート営業の延長上の営業スタイルではちょっと...。」みたいな話はありそうですね)。

 ...と言うか、無視していると、顧客から、「そんなのも知らねーの?」と無視されるようになってきた。...のかも知れませんね?(まぁ、もっと言うと、"見せ筋" だとしたら "売れ筋" は何やねん?という話があるんですが)



 ...で、ココからは、「その後。」の話になります。
 「その後。」には以下の4パターンが考えられます。
  1. "売れ筋"が伸び / "見せ筋"が縮む。
  2. "見せ筋"が伸び / "売れ筋"が縮む。
  3. 両方伸びる。
  4. 両方縮む。
 自社ドメインに関係の薄い「担ぐ系」は、粒度が小さいものなら、顧客があまり詳しくないウチはビジネスになるんじゃないか?って思いますが、内製化、ベンダーレス化が囁かれる昨今、なんとなく、上記のうちの(4)になりそうな感がありますね。

 その時、世間一般では、

 「"HashiCorp", "Atlassian"社のナウイ商材を扱いつつ、配管工のプロダクションを運営して、プログラミング・スクールを開校する。みたいな業態が流行っているのかもしれないなぁ。

 等と思ったりしました。

(おしまい)
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