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2011/10/26

OSSコンソーシアム NEWS vol.028

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■□━━━━━━━━━━━━━━━━□ http://osscons.jp/ 2011/10/26
□     --- OSSコンソーシアム NEWS vol.028 ---
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おはようございます。
OSSコンソーシアム広報担当の谷相貴美(たにあいきみ)です。

そろそろこたつの恋しい季節となりましたが、体調など崩されていないでしょ
うか。私の周りでは、少し風邪が流行っているようです。
実りの秋、美味しい旬の物をもりもり食べて元気に参りましょう(^^)/

今号では、女子限定の半田ゴテ勉強会(第4回)やデジタルアーカイブ機能をOSS
で具現化したソフトウェア「DSpace」のセミナーをご紹介します。

また、好評の連載コラム「オープンソース物語」では、デニス・リッチー博士
の功績にも触れ『OSSとプログラミング言語、プログラミング言語のOSS』
と題して村部氏に寄稿頂きました。ぜひご一読くださいませ。

それでは、今回のお知らせとご報告です。よろしくお願いいたします。
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http://twitter.com/osscons セミナや部会、OSS関連の最新情報をお届け♪
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◇◇ CONTENTS ◇◇
★『中堅企業の業務に最適なオープンソース活用セミナー』第9回
11/12知的財産を長期保存するデジタルアーカイブシステム「DSpace」
★「オープンソース物語」第七回、
OSSとプログラミング言語、プログラミング言語のOSS【執筆:村部淳也氏】
★ OSSコンソーシアム組み込み部会女子部 半田ゴテ勉強会(第4回)
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□11月22日、知的財産を長期保存するデジタルアーカイブシステム「DSpace」
□『中堅企業の業務に最適なオープンソース活用セミナー』第9回
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 このセミナーは業務に活かせるオープンソースビジネスアプリケーションを
知って頂き、さらには自社に導入すればどうなるのかイメージをして頂けるよ
うになるまでを目的としております。

今回は、知的財産を長期保存するデジタルアーカイブシステム「DSpace(デ
ィースペース)」についてTIS株式会社の大嶌康浩様からご講演いただきます。

<セミナー概要>
デジタル化されたコンテンツを収集し、長期的に保存するとともに有効活用す
ることを目的としたデジタルアーカイブシステム。
デジタルアーカイブ機能をオープンソースで具現化したソフトウェア「DSpac
e」は日本の多くの大学図書館や研究機関で採用されております。
その「DSpace」の活用事例(システム構築事例)をご紹介差し上げます。
また、震災後デジタルアーカイブシステム構築の動きは活発化の方向にあり、
多くの人々が「今何ができるのか?何が残せるのか?」を考え始めています。
「オープンソースで何ができるのか?」を原点に戻って見つめなおす機会とし
てしていただければ幸いです。

日時 :平成23年11月22日(火)  16:00~18:00(15:30受付開始)
会場 :株式会社日立ソリューションズ様 20Fセミナールーム
会費 : 無料(セミナー後、実費にて懇親会開催予定)
詳細/申込:http://bit.ly/vb7IWV

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□ 第七回 オープンソース物語、
□    OSSとプログラミング言語、プログラミング言語のOSS
□ 執筆:有限会社ランカードコム  村部 淳也氏
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OSSとプログラミング言語、プログラミング言語のOSS

このコラムを書いている10月半ば、C言語とUNIXの父とも呼ばれる偉大なエ
ンジニア、デニス・リッチー博士が亡くなられたとの報が流れてきました。博
士によりUNIXがC言語で書き換えられ、その上で動作するソフトウェアがソー
スコードで流通したことがOSS文化の源泉ではないでしょうか。現在もC言語は
その土台を支えているように思います。

余談になりますが、弊社創業メンバーはパソコン通信で知り合った者が多く、
初期はUNIX上で動くパソコン通信のホストを作ろうとしていたのが思い出され
ます(創業以前、別会社での話です)。時代はインターネットに移り、プロバイ
ダの技術サポートをしたりしているうちに自然とOSSに関する仕事を生業とす
るようになりました。OSSと共に歩んできただけに訃報はショックです。ご冥
福をお祈りいたします。

プログラミング言語のOSSに話を移します。

現在、弊社はOpenCOBOLというCOBOLコンパイラに注力しています。「ダウンサ
イジングをOSSのCOBOLでやりたい」とのお客様の希望がきっかけでした。

「OSSの処理系でやりたい」私もよく分かります。ソフトウェアの開発・メン
テナンスで開発側に費用負担が必要だと足かせになる可能性がありますし、OS
Sなら不具合調査時に処理系の中も調べられる安心感があります。実際に中ま
で見ることはあまりないのですが「見ることができない」のは恐ろしいもので
す。極端な例ですが.NET Framework必須のクライアントソフト開発をIronPyth
onでやったことも(やりすぎ?)。

さて、C言語よりもさらに古いCOBOLなのですが永らく商用レベルで使用できる
OSSはありませんでした。そんな中、日医の診療報酬システム、ORCAのために
作られたのがOpenCOBOLです。生まれはRubyの作者まつもとゆきひろ氏が在籍
しているネットワーク応用通信研究所。当時在籍していた西田圭介氏により開
発されました。現在はドイツ在住のRoger While氏がメイン開発者となってい
ます。おもしろいですね。

ORCAという特定用途ですが多くの実績があること、コンパイラ自体に手を入れ
ることでお客様の環境に合わせたカスタマイズが可能であることが採用の決め
手となりました。実際、カスタマイズは現在もバリバリ進行中です。

言語処理系にすら手を入れられるのはOSSの醍醐味の一つですね!

◎村部 淳也
Rubyビジネス・コモンズ運営スタッフ。文章書き経験は雑誌連載、@ITエンジ
ニアライフのコラム等あるが最新コラムは『人はいかにしてコラムを書かなく
なるのか』。お察しください。

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□ OSSコンソーシアム組み込み部会女子部 半田ゴテ勉強会(第4回)
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若松通商さまのご協力で実現した、OSSコンソーシアム組込み部会女子部主催
の女性向け勉強会です。
会場は秋葉原 若松通商のアキバNET館です。
http://akibanet-kan.com/

今回はCQ出版さまの
アーデュイーノ互換マイコン・ボードを作る
付属の基板を使用してArduino互換のボードを作成します!
Arduino触ってみたいという方は勿論、
半田付け初心者の方、なんだかよくわからないけど興味あるという方でも大丈
夫です!サポートの先生(男性)がついて丁寧に実習します。

・参加資格:女性
・持ち物:名刺(手書きも可)
※マイ半田ごてをお持ちの方はぜひお持ちください!   
・費用:実費(1000円程度を予定)

・タイムテーブル
12:30  開場
13:00-13:10 開会挨拶
13:10-14:50 開始、工作の説明&工作の開始
14:50-15:15 休憩
15:15-16:00 再び工作
16:00-16:25 動作確認&交流
16:25-16:30 閉会挨拶

詳細:http://atnd.org/events/21220

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□ 会員さまからのお知らせ
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Webにて掲載中 http://www.osscons.jp/modules/member_ad/
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□ 編集後記
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最後までお読み頂きありがとうございます!!

秋ですね。東京も、すっかり涼しくなりました。
食欲の秋、などと言われますが、何か新しいことを始めたくなる季節でもあり
ますよね(^^)

そんな皆さんにぜひお勧めしたいのが、囲碁のお祭りです!
その名も、囲碁フェスティバル2011 in 目白(11/12、13)♪♪
詳細:http://www.igoamigo.com/igofes/index.html

昨年の冬から私も囲碁の魅力にとりつかれ、そろそろ一年近くなります。
よく続いているなと、自分でも驚いています(^^;)

単純なルールなのに、勝てそうなのに、、、勝てない!!
悔しい日々の連続ですが、少しづつ上達しているのを感じたり(^^)/

腕試しに私もプロの方に一局打って頂きたいと思います!
皆様も、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか♪

それでは、次号も宜しくお願いいたします(^o^)
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編集長:OSSコンソーシアム 事務局 谷相 貴美
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