開発基盤部会 Blog

開発基盤部会 Blog >> 記事詳細

2021/08/16

PgMで失われた個別Pjのモチベーションの蒔き直し回(2)

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 前回の続きの話ですが、コレは次回、詳しく話して行こうと思うのですが、プログラムの構成要素と言うか、プロジェクトの構成要素と言うか、曖昧ですが、何れにせよ、現行進めている企画の構成要素に問題が出てきて、「あー、コレ、成否が自身の範囲で完結しないんだな。」...と、そう言う感じになってですね、モチベーションが下がっていく訳ですね。

 コレは、前回も言ったように、「成否の要因を自身が考えているスコープの外に感じるから。」と言う話なんですが、もう少し掘り下げていくと、コレは自身や自プロジェクトが、他プロジェクトのステークホルダーになっている状態。と言う事だと思うんですよね。

 ただ、このステークホルダーと言うのも、所謂、身近なプロジェクトのステークホルダーと言う事ではなくて、「コモディティ化の進む昨今の、コモディティのステークホルダー」と言う事になるので、ステークホルダーと言えども、基本は見守る程度の事しか出来ないケースが増えてきている訳です。

 そう言った中で、PMBOKの第7版では、「プロセス」や「成果物」から、「価値」(ベネフィット)に重きを置いた内容になるらしいですね。実際、単一のプロジェクトの「プロセス」や「成果物」を重視する状態では、オーナーシップが失われ、モチベーションも維持も若干難しくなってきている感があります。

 ...と言うことで、冒頭の話に戻るのですが、現在進めている企画については、リスケですね。そして、
PMからPgMっぽい芸風に変換していく必要があるように思いました。次回、詳しく話して行こうと思うのですが、
09:00 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | ご報告