「22年に生産緑地全体の8割が税金免除の期限を迎える。」という話に、「首都圏で大量の農地が宅地転用される可能性がある(これにより、都市部の地価が暴落する)。」と言う"2022年問題"なるモノが存在するらしいのですが、
空き家問題を研究するアカウントの「維持管理にコストがかかり、資産価値が下がる住宅を建てることの無駄。」なんて言う、Tweetを見たので、杞憂なんじゃねーの?なんて思ったりしました。実際、既に、首都圏新築マンション市場は不調で、中古マンション市場が好調という情報もあったりします。
※ OSSにあまり関係のない話なので、ソースへのリンクは自重。
そう言えば、「この国のたたみ方」なんて言う本もあったなぁ、なんて思いながら、某弊ICT界隈ではどうよ?みたいなことを考えたりしました。
「たたみ方」と言われても、「たたみ方」なんてイッパイあるよなぁ。なんて思ったりするのですが、この本は「人口増の時代に作られた日本の統治機構を変えていく」みたいな内容らしいので、弊ICT界隈でも「人口増の時代に作られた事業スキームを変えていく」みたいなことの検討が必要なんだろうな?なんて思ったりします。
まぁ、振り返ってみると、色々書いてますね。
ただ、最近、新規で思ったのは、以下の辺りでしょうか。
特に、私の開発しているプロダクトのポジションから見ると、「垂直統合事業のアカウントのマーケットは狭い。」と言う問題が見えていた気がしますが、この問題。...こういうレベル感のモノを見ると、「やっぱ狭かった(伸びなかった)んだな。」って改めて思いますね。
サプライサイドから押し上げる垂直統合事業は、人口増の時代に作られた事業スキーム(過当競争の労働集約芸)だったと言う事で、次のやり方を考えなくてはいけないですね(丁度、
前回のSIテンプレやオンプレSIについてもこのコンテキストに適合しています)。
まぁ、重要なのは、シェアではなく価値ですよね。シェアに囚われているから、「なんとかプラットフォーム」などと言って
「ベネフィット創出に必要なプロジェクトを束ねるプログラム・マネジメントでは無く、組織の固定費を十把一絡げに全部まとめちゃう」
みたいなマネジメントしか出来ないンだと思いますが、まぁ、クソダサイですよね。そういう意味で、OSS化は、最低限ですよ。最低限。案外、その、最低限すら出来ていない施策、人材が多いのが現状だとは思います。
余談:
このブログ投稿記事を書いていて思ったのですが、
- サービスを提供するSaaS事業(デマンドサイド)と
- サービスをホストするプラットフォーム事業(サプライサイド)を
両立させるのはなかなか
困難なのではないでしょうか?
などと思ったりします。
もうチョット言うと、プラットフォーム事業ができるなら、ソフトウェア(基本ソフト、ミドルウェア)事業もシュリンクしないだろ。みたいなことを思ったり...。
コレについては、今後も、継続的にウォッチして行きたいと思います。