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2019/10/16

構造上の問題を取り除かないとなかなか先に進めない件について。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 最近、以下が話題になり、


 「...アメリカの有給取得率が高いのはアメリカ人の国民性ではなく、単にアメリカの労働者の約50%が大企業で働いているから。日本の有給取得率が低いのも日本人の国民性ではなく、単に日本の労働者の中で大企業に勤めている人が約13%しかいないから...」

 ...と書かれていますが、コレ、

 「多分、雇用の流動性が低いから、本体に取り込まんのでしょ。...で、全部外注の一括外注とか、多重下請け構造って奴になる。

 なんて思ったりしました。

 また、ココでは、上記を「非効率な産業構造」と書いています。確かに、構造上の問題の方が遥かに大きいので、「チョコマカと、生産性向上なんてヤってるのもアレだよねぇ...。」なんて思ったりはしました(私のミッションがポートフォリオを考慮した上での生産性向上であるため)。

 しかし、私は、少々前に書いたように、安心社会の「損得勘定のチェーンで、デッドロックを起こしている。」と言う構造と言うより文化の問題の方が、問題としては大きい気がしています。

 しかし、この問題を、某弊部会(と言うか、OSS)は、徐々に破壊している気がしているので、次回は、ソレについて言及したいと思います。
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