■□━━━━━━━━━━━━━━━━□ http://osscons.jp/ 2010/2/26
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□ --- OSSコンソーシアム NEWS vol.007 ---
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*本メールマガジンは、メルマガの送付をご希望いただいた方、セミナーに参
加された方、OSSコンソーシアムへの参加を予定されている皆様にお届けして
おります。
おはようございます。
OSSコンソーシアム広報担当の谷相貴美(たにあいきみ)です。
最近、オープンソースの導入事例や新規のオープンソースプロジェクトのニ
ュースを頻繁に目にします。
これは、今後のオープンソース業界が活性化しそうな予感がしますね。
つい先日も、経済産業省がオープンソースのSugarCRM(顧客管理システム)を利
用し、「ネット審議会」なるシステムを開発したとの発表がありました。
参考:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100217/344676/
また、「eNote for Community」というグループウエア兼日報管理システムも
オープンソースとして先日公開されています。
参考:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100215/344549/
では、お隣の中国はどうなっているのでしょうか。
オープンソースに関しては日本が少しだけリードしているようですが、国とし
てのオープンソースに対する取り組みは日本以上に熱い思いを持っているよう
です。
ということで、今号から『中国のオープンソース事情』と題した連載コラムを
お届けいたします(*^▽^*)
コラムを執筆してくださるのは、日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表さ
れるオープンソースの業界には10年の経験を有し、現在は中国でAndroid、Lin
uxを中心にOSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中の中尾
貴光(なかおたかみつ)氏です!!
中国で起業した中尾さんだから書けるリアルな『中国のオープンソース事情』
をぜひ楽しんでください。
それでは、今回のお知らせとご報告です。よろしくお願いいたします。
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◇◇ CONTENTS ◇◇
★ OSSコンソーシアム de ビジネスマッチング!!
「サイバーコム株式会社とターボ ソリューションズ株式会社」
★ 部会活動について ~ 各部会の活動を知ろう!! ~
★ 連載コラム 第一回『中国のオープンソース事情』 中尾 貴光 氏
★ 会員からのお知らせ
~LPI-Japan主催『LPICレベル3 301 Core Exam 技術解説無料セミナー』~
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□ OSSコンソーシアム de ビジネスマッチング!!
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* OSSコンソーシアムの活動からビジネスに結びついた事例をご紹介 *
「サイバーコム株式会社とターボ ソリューションズ株式会社」
2009年7月29日、記念すべきOSSコンソーシアム第一回総会が開催されました。
その懇親会にて出会ったのが、当コンソーシアム会長でもありサイバーコム株
式会社の代表取締役副社長 渡辺氏とターボ ソリューションズ株式会社の取
締役 中村氏です。
「アスタリスクをコールセンター向けに一から作ろうとしている」
と渡辺氏から聞いた中村氏は、すでに自社で持っている旨を話しところ、
「それでは」ということでアライアンスを組むことになったそうです。
今回のアライアンスは、双方の弱みを補える事から発展し、以下の通り2010年
1月28日に報道発表も行われています。
URL: http://www.cy-com.co.jp/info/pdf/100128-1.pdf
URL: http://www.turbosolutions.co.jp/pressrelease/100128.html
サイバーコム株式会社では、すでに1社受注出来る見込みもあるとのことです。
当コンソーシアムの活動を通じてビジネスに繋げて頂くことが出来、本当に嬉
しく思います。今後もOSSの普及はもちろんのこと、会員様のビジネスになる
ような活動を目指していきます。
OSSコンソーシアムで活動中の会員一覧
URL: http://www.osscons.jp/modules/osscons/index.php?content_id=16
OSSコンソーシアムでのビジネスマッチング事例、随時募集しております!!
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□ 部会活動について ~ 各部会の雰囲気を知ろう!! ~
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今回は、各部会をつぶやいてみたいと思います(^▽^)
◎ セキュリティ部会
http://www.osscons.jp/modules/i_security/
#次回予定 未定
『お茶会は本気ですか!? (○^∇^)_旦~~♪』
◎ ソリューションビジネス部会
http://www.osscons.jp/modules/i_service/
#次回予定 未定
『飲み会ありきですか?? (o ̄ー ̄o)』
◎ 組込み部会
http://www.osscons.jp/modules/i_embedded/
#次回予定 3/18(木)17:00~19:00 FSI様(秋葉原)
19:00~ 「やきとん」座談会開催
『いつでもWelcome全開ですね (*⌒o⌒)人(⌒-⌒*)』
『座談会だけ参加も可(笑)』
◎ CMSビジネス部会
http://www.osscons.jp/modules/i_cms/
#次回予定 未定
『フットワークが軽い!! ε=ε=ε=ε=( ^^)ノ』
◎ ビジネスアプリケーション部会
http://www.osscons.jp/modules/about/
#次回 3/8(月)17:00~18:30
『会議室より居酒屋の方が面白い話出ますね (*´∇`*) 』
いかがでしょう。雰囲気を感じていただけたでしょうか♪
ぜひ一度、この雰囲気を感じていただきたいですね。
#念のために、部会の活動内容は非常にまじめですよ!!
基本的には、各部会1~2ヶ月に1回開催しております。
皆様の参加連絡を楽しみにしております。
**************<部会参加方法>*************
メールにて受け付けております。
■件名:「○○部会参加申込み」
会社名(学校名):
部署名(学科名):
氏名:
ふりがな:
電話番号:
E-Mail:
会員種別:ビジネス(理事・一般)会員/ビジネス準会員/ユーザー会員/非会員
上記内容を記入の上staff(at)osscons.jpまでお申し込みください。
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□ 連載コラム 第一回『中国のオープンソース事情』 中尾 貴光 氏
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皆さん、こんにちは。Anhui OSSの中尾と申します。コラムを寄稿させていた
だく機会をいただきましたので、これから6回に渡って「中国のオープンソー
ス事情」についてお話しをさせていただきます。第1回目の今回は、中国にお
けるオープンソース(以下:OSS)推進の現状と意義についてお話しします。
中国でのOSS推進が日本語で伝えられることは、"日本OSS推進フォーラム"も参
加している、日中韓の"北東アジアOSS推進フォーラム"の会議などの記事で見
かけることがあるかと思いますが、その機会は限定的ではないかと思います。
OSSを推進するにあたって産官学の視点があると思うのですが、まず"官"の部
分を説明しますと、現在、2011年から2015年に該当する「第12次五ヵ年計画」
が準備されており、その中に"基盤オープンソースソフトウェアの強化"という
言葉が正式に盛り込まれることになりました。2006年から2010年の「第11次五
ヵ年計画」では、"基盤ソフトウェア"という定義の中の1つとしての扱いでし
たから今後如何にOSSを国として重要視していくのかが伺えます。ここでいう"
基盤オープンソースソフトウェア"とは主にOS、データベース、オフィス製品
を指しています。
これらを強化していく意義はいくつかあり、1つ目は違法コピーソフトウェア
の対策、と言う側面があります。2008年時点、中国のソフトウェア違法コピー
率は独自調査でも平均47%となっており、中でもオフィスソフトウェアが65%
にのぼるなど、経済成長が目覚ましく、海外からも更に注目を集める中で政府
にとっても非常に頭の痛い問題となっています。そんな中でOSS製品は1から開
発する必要なく、必要な部分のカスタマイズに注力でき、そのカスタマイズ自
身もソースが公開されているので容易、ということがあるのとコスト節減と言
う観点からも政府のOSS利用の推奨が活発になっています。
もう1つは、中国政府の発表を見ているとよく「"自主的"知的財産権」という
言葉を見かけるのですが、これは中国発の技術を育てていこうという現れでも
あります。その技術を育て、国内企業を勃興させていくにあたり、先の説明と
同じく、「元がある」というのは非常に強みになります。
こういった大局的な観点がある中で中国のOSS推進はますます強化されている
のですが、次回以降では中国OSS業界におけるキープレーヤーを人物と企業
(団体)という角度から紹介していきたいと思います
◎中尾貴光氏について
日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケテ
ィング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業
モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。
2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門
企業の安徽開源軟件有限公司を設立。現在も中国でAndroid、Linuxを中心にOS
S業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。
【ブログも好評連載中!!】
☆Open Source News in China
http://opensourcechina.blog92.fc2.com/
中国のOSS業界動向を全般的に扱っています。
☆Android/OPhone雑記
http://anhuioss.blog13.fc2.com/
オープンソースモバイルOSの代表格であるAndroidを中心に中国の
モバイル業界動向など含め綴っています。
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□ 会員からのお知らせ
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LPI-Japan主催『LPICレベル3 301 Core Exam 技術解説無料セミナー』
開催@東京(3月18日)のお知らせ
【開催日程】2010年3月18日(木)13時30分~16時30分(13時15分より受付開始)
【会 場】ベルサール九段
http://www.bellesalle.co.jp/bs_kudan/image/shikihai.html
【対 象】LPICレベル3資格取得に向けて学習を始める方
【講 師】オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社
代表取締役 チーフアーキテクト 小田切 耕司
【主 催】特定非営利活動法人LPI-Japan
【参加費】無料(事前申込制)
【定 員】100名(申込みフォームで事前に参加登録してください。)
【講座内容】LPICレベル3「301 Core Exam」受験のための勉強方法を紹介し、
例題を解きながら解説します。301試験の範囲は大変広いため、講座では
OpenLDAP部分を中心に取り上げて 解説します。また、受験のために必要な
知識と実際のシステム構築時に必要な知識の違いや注意事項を解説します。
* 勘違いしがちなLDAPの概念について
* 試験準備としてどんな勉強をすれば良いか?
* 冗長化および負荷分散手法について
* LPI-Japanスキルチェックミニテスト
「レベル3」例題の解説
* 業務ではやってはいけないLDAPサーバ構築方法
【詳細/お申込】https://www.lpi.or.jp/event/20100205/
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□ 編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
最近は、携帯、特にスマートフォンの勢いがすごいですね。
私も多くの記事や利用者のブログを読みスマートフォンが欲しくなっています。
「これは!!」と思った機種が日本ではまだ発売されていなかったりと、まだ
購入にはいたっておりませんが(^^;)
ですが、先日会った友人(文系女子6名)は口を揃えて「携帯が難しい!」と。
「iPhoneって流行ってるの?どうして携帯なのにパソコンがいるの?」
「iPhoneとかアンドロイドの携帯って、素人には分からないんでしょ?」
「設定がわからないらしくて、友達がメールできないみたいなんだけど。」
「アンドロイドって、何?会社名じゃなくて?」と聞かれた時は、思わず
「OSだよ」と答えてしまいましたが、2年前まで私も「OS」の意味なんて知り
ませんでしたから、皆も「OS??」という反応に。
いつのまにか私もIT業界の常識に囚われていたのか、と納得しつつ、友人の質
問にわかる範囲で回答していきました。
よく考えればニュースなんかに「アンドロイド」なんて言葉が入っている以上、
それは開発者などIT業界に向けたものなんですね。
私もOSSでビジネスをしているので、ユーザー様にオープンソースについてラ
イセンス含め詳しく話してしまいがちですが、ユーザーの方が知りたいのは
「機能、費用、サポート」であって、システムの中身ではないのです。
現在、こういった情報を求めているのはIT業界やそういった分野に興味がある
方だけかとは思います。けれど、数年もしないうちに、ブログを書くように多
くの人が自分でアプリを開発しているのじゃないかなと思います。ITは、まだ
文化としては始まったばかりなんですね。急速な普及具合に忘れてしまいがち
ですが。
そんなこれからのあたらしい時代に、OSSコンソーシアムも貢献していければ
嬉しいです♪
次回メルマガは、3月の中旬を予定しています。お楽しみに(o^∇^o)ノ
《本当の編集後記》
メルマガの事前確認をした際、「正確にはアンドロイドはプラットフォームで、
アンドロイドのOSはLinuxですよ。」とのご意見を副会長の小田切さまより頂
きました(^_^;)あらら。私もまだまだでしたね。日々是勉強、頑張ります!!
★…☆…★…☆…メルマガへの感想をお聞かせください…★…☆…★…☆…★
OSSコンソーシアムでは、会員様同士の情報共有化など、メルマガを通してお
役に立ちたいと存じます。メルマガに関しまして、ご意見・ご要望等ございま
したら、ぜひお寄せください。
staff(at)osscons.jp
皆様からのご意見、お待ちしております。
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
※ 掲載記事は、原文のまま転送・転載して頂いて構いません。
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発行:OSSコンソーシアム(編集長 谷相 貴美)
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