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2018/08/23
自動生成 ⇔ ランタイム・ライブラリという開発基盤の方式変遷の話。
| by
nishino
SIerの開発基盤は、「
手離れの悪いランタイム & ライブラリ
」の導入を避けて、「
開発ツールに依る自動生成
」と言う消極的な方式を採用する事が慣例でしたが、昨今のオープンソースや内製化の隆盛によって、このような(元々、SIer都合だった)「
クローズドな開発ツールを使用した自動生成
」も通用しなくなって来ています。
そういうことで、開発基盤の方式のメインストリームは、「
オープンソース主体のテンプレート
」のタイプにシフトしていると思います。
しかし、「
ランタイム、デファクト・スタンダードなフレームワーク
」のレベルは(皆が遵守するという意味での)レギュレーションなので、自助努力としては、より「
上位のライブラリやフレームワーク
」にシフトしていく必要があると思います。しかし、案件単位での基盤開発と、その維持・保守は困難なため、この部分に関しても、オープンソース化などが必要になっていくと思います。
また、昨今のトレンドを考慮すると、はやり、下位スタックのオープンソース化やコモディティ化により、競争の主戦場は上位スタックへシフトしていくと思います。
そうなった時に、ITベンダは内製化に対する上モノとして、どのような価値を発揮していくか(業務知識?マネジメント?IT知識?)を考えなくてはならなくなる時期が、(案外直ぐに)来るかも知れません。
某弊プロダクトとしては、部会の活動目的にも記載したとおり「
企業のITインフラのポートフォリオの拡充を、高い生産性を持って実現していく。
」と言う価値を追求して行きたいと考えています。
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