日本国内で恒例開催されるPostgreSQL関連の代表的なイベントがいくつかありますが、「EDB Postgres Vision Tokyo」もそのひとつです。私たちデータベース部会の仲間である エンタープライズDB(EDB)が主催します。
EDBが提供する各種Postgres関連サービスを活用したストレスフリーな構築や移行について紹介されるセッションの他、導入企業の方が各社の取り組みについて語られるセッションもあります。
是非ご参加ください。
〔注目セッションを紹介〕
注目セッションをいくつか紹介します。時間帯など詳細は、イベントページをご参照ください。
▶「事例から見るEDBの日本市場における今後の方向性について」
クラウド化に向けてPostgresを採用する企業が急増しています。将来を見据えたエンタープライズクラスのシステム構築において,どの様にデータベースを選択し、移行・実装していくべきなのでしょうか。今回はEDB Postgresで実現するデータベース環境が紹介され、実際の導入企業に各社のデータベース移行の取り組みが語っていただけます。
事例を紹介いただくのは次の企業のみなさんです。
・株式会社NTTデータ・エービック
・株式会社フィンズ
・保険の窓口グループ株式会社
▶「DXに向けた高可用性構築および運用負荷を削減するEDBのソリューション – Kubernetesで実現するDXに適したDBソリューション – 」
従来の高可用性環境を構築する際に、細かな設計や切り替えなどが必要になってます。このため、バージョンアップなどの作業を躊躇させる要因となっています。DX時代のスピードに対応しつつ、バージョンアップを容易に実施し、サービス切り替えにおけるダウンタイムを最低限に抑えるためのソリューションをご紹介します。
▶「EDB Postgresで99.999%の高可用性を実現する EDB Postgres Distributed(PGD)」
PostgreSQLで高可用性システムを構築する場合は、従来、Primary-Standby 構成が主流でしたが、スタンバイへの切り替え時間が数十秒要したり、データベースのメジャー・バージョンアップの際に大規模なデータ移行を伴うなど課題がありました。EDB Postgres Dstiributed(PGD)は、これらの現場の課題を解決し、99.999%の高い可用性を実現しました。本セッションでは、PGDのアーキテクチャと実際の構成例とそのメリットを紹介します。
▶「Postgresの今後に向けて」
EDBは、PostgreSQLコミュニティにおいての世界最大の貢献者として、ミッションクリティカルなアプリケーションの複雑な展開と多岐にわたるデータ要求に対して継続的な支援を戦略として公言しています。今回、EnterpriseDB、Chief Product Engineering OfficerのJozef de Vries がPostgresとEDBの今後の展開について語ります。
▶「エンタープライズデータベースの傾向と今後のトレンド」
高可用性やセキュリティ強化の必要性から、将来性の確保や移行のリスク回避に至るまで、企業は様々なタイミングで必ず発生するデータベースの問題をどのように解決していくべきなのでしょうか。今後のエンタープライズ領域におけるデータベースについてEnterpriseDB アジア太平洋地域 Field CTOのAjit Gadgeが解説します。